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2008年12月 2日 (火)

航空祭を河川敷で見た

11月30日に各務原で航空祭があった。

12時40分からブルーインパルスの演技が始まる。一度見たなった。昨年この河川敷で少し見たので、今年はじっくり見てやろうと出掛けた。

江南の思いやり橋で出会った、この近くの人だという老人と少し話し込む。いつもなら三、四日前に来て練習をするが、今年は昨日来たという。そうなのか、航空祭の三、四日前から来れば見られるのだ。まだ時間が早いので、出直すと帰って行った。

私も途中のラーメン店へ入り昼食をとった。少し早めに、木曽川の中にある川島の消防学校の北側の土手に座る。ちょうどここが飛行場に真南に当たる。ワンカップをひとつと、アタリメを一袋買ってきた。

隣でカメラマンが1000ミリの望遠レンズを、三脚に備え付けている。聞くと、小牧空港で航空機を追いかけていたが、今は中部国際空港になり遠くなってしまったからと、寂しいと言いながらセットした。

「そんなでかいカメラでは、早い動きのジェットに追いつかないだろうに」と言うと、望遠レンズで会場に入って写真は撮れないという。演技は真上でやるから、写真が撮りにくく、これぐらい離れていた方が写しやすいし、吐き出される煙幕(スモーク)の形がよく分かるという。カメラマンに聞くと、スモークはスピンドルオイルを排気管に流して燃やしていると言う。初めて知った。よく知っている人だ。

遠くからと言われれば、なるほど、堤防はずいぶん遠くの江南あたり200811_001 でも人が仰山出ている。でもあの大迫力の爆音がないのが寂しいなァ。

上空は雲が多いので、吐き出されるスモークがどんな感じになるか想像できない。

会場ならば場内アナウンスで、これからの演技の説明や、どちらから飛行機が進入してくるかの教えてくれるだろう。この河川敷ではそれはいきなり始まった。

200811_014 全機6機編隊で、4機がアクロバット飛行、その間隙を200811_007 縫って2機の擦れ違いの演技を繰り返した。風が強いので吐き出されたスモークが流れ、迫力に欠けるし、雲で鮮明に浮かび上がってこない航跡だ。できたら色付きにして欲しかった。

大きなハートを描いたので、思わす寝っ転がって写真を撮ったが、入らなかった。バカめ、もっと上空でやれ!もう少し演技を考えなきゃ、と注文を付ける、ワンカップ、アタリメシャブシャブおやじであった。

速度を上げて進入してくるから、河川敷の人らは全方向を見ながら、アッチだコッチだと言うから、方向で言えと叫んだら、北から来たとか西から入って来たとか、両方から来たとそれぞれ声を挙げるので、探すのはそんな200811_045に難しくはない。

200811_015 ところが隣の河川敷で模型飛行機を飛ばしているので、誰彼なく遠くの飛行機と間違えた。川向こうの鳥が、飛行機の爆音で飛び立つと、その鳥の編隊が実に様になっていた。(右)

ところがいつ終ったのか分らんのが河川敷、あれもう終わったのか?である。最後に全機編隊でゆっくり低空で、翼をバイバイしながら遠ざかって行くか、着陸するなら、アァ、もう終わりかという演技が欲しかったなァ。

でも河川敷は寒かった。ワッカップをツウカップにしたかった。ワンカップを編隊すればよかったと悔やむ。

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