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2009年1月22日 (木)

国府宮はだか祭り 儺追布の書き方

この時期になると、こんなアクセスが増える。

「今年はいつはだか祭りか」、「儺追布(なおいぎれ)の書き方」などである。

祭りは、毎年旧暦の1月13日です。2009年は2月7日です。旧暦は月齢ですので、ひと月29、5日で計算される。一年29,5日×12ヶ月=354日ですので、新暦の365日に11日足りなくなります。

それで毎年すこしずづ早くなる。だがドンドン早くなると真夏になってしまう。そんなことはならないように、閏月(うるうつき)を設けて、季節を調整している。

今年の暦を見て御覧なさい、旧歴の5月が二回ある。一つは5月大月と閏5月小月とある。ひと月29,5日なんて半端な日にちはできないので、29日か30日のどちらかである。29日を小月、30日を大月といいます。はだか祭りは、

  • 2009年の旧暦1月13日は、2月7日(土)
  • 2010年       〃    2月26日(金)
  • 2011年       〃    2月15日(火)
  • 2012年       〃    2月4日(土)
  • 2013年       〃    2月22日(金)

となります。2009年まで早くなってきたが、この年のうるう年で29日一気に戻っています。だから2010年は2月26日と変わってくる。

ひと月が29日か30日で、一年で11日足りないから、

戻る時は29~30日-11日足りないから=18~19日戻る勘定になる。分からんワシが言葉で説明するより、下記のホームページで検索したほうがいい。

http://koyomi.vis.ne.jp/9reki/9rekicgi.htm

さて問題の、儺追布の書き方である。布は稲沢に行けば、この時期どこの雑貨屋、小売屋、スーパーでも、カラフルな布を軒先にぶら下げて売っているからすぐに分かる。1枚100円程度で売っている。そこでは、はだか祭りグッズとして、フンドシや足袋・ハチマキも一揃い売っている。

布の大きさは、ハチマキの幅(生地の幅そのまま)で、長さは一年一尺として1尺2寸、閏年は1尺3寸とします。なんでもいわれがあるねェ。

これに一人一枚に、マジックや筆で書く。書き終わったら、はだか男を出す宿に当日持って行くと、Jan2201_3 難追い笹(竹)が飾ってある。これに儺追布のヒモで笹に縛りつけ、はだか男に奉納してもらう。

一つご注意します。お願い事は、できるだけ少なめに書いたほうがいいよ。だってこの1カ月、神様がとんでもない信徒さんの願い事を聞かなくちゃならない。だから、どれがどれだか分からんようになる。安産祈願が億金獲得にあるんなら我慢するが、合格祈願がスキーバッチテスト合格という滑る方へいってしまったら困るだろうに。

おじさんの、余分な心配事かも知らないけれど・・・。

ついでに一年のお守りになる「なおい」布がある。これは神社で100円で販売されている。ナイショだけどねェ、この神社は、この祭りで一年暮らせるんだって。

お守りにいいのが、はだか男から直接、ハチマキやフンドシを裂いてもらい、それをお守りにする。昨年使用したお守りの布は、神社にお返しする。裸男のフンドシが、意外な使い道がある。それは妊婦さんの犬帯(腹帯)として、人気がある。私の使い古しでもずいぶん遠くから取りにこられたことがある。

裸男は、難を落とした神聖な神に近い存在である。ただ単に飲んだくれているだけではない。神になるための完成度を高めているのである。(ヘベレケでもか?無に近くなり、ついには意識をなくすのだ)

裸で参道を行くと、参拝者の老若男女構わず裸に触りにくる。「エ~ェ、一握り500円、いかかですか~っ」なんて、握りを売りものにしている立ちの悪い?いや、性質(たち)の悪いほうの神様もいる。触ることで難を逃れようとしているのだ。

見る時間帯は、午後3時過ぎれば、2~3万人という、町中が裸男の大集団で埋め尽くされる。これは見ごたえがあり、祭り好きには堪えられない。ああああァ、祭りがしたいなァと思う。

いい話が出てきた。今まで私のやっていた「はだか祭り早駆け」が、私の腰痛手術と、スーパー銭湯の閉鎖で一時中止していたが、スーパー銭湯が再開されるらしいといううわさを聞いた。今年は無理にしても、来年これが再開されると、参加者30~40人の風呂が一気に解決する。あとは打ち上げの料理店なんPhotoかはどこにでもあるから、こちらの祭りも再開できそうである。

「お祭り隊てんつく」のマラソンランナーの皆の衆、もうすこしだでね。それまでにワシも、裸で10km走られるようにトレーニングを積んでおくから。

はだか祭りで不明な点は、ここを覗いて御覧なさい。http://www.konomiya.or.jp/qanda/index.html

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