金持ちのコガネムシはゴキブリだった
黄門様が、「ゴキブリのようなやつ」といっていた。黄門様の時代にゴキブリがいたんだろうか?どこかで読んだ覚えがあるが、普及してきたというのも変だが、よく見かけるようになったのは最近だと近年になってからだと読んだ記憶がある。
念のため、平凡社『世界大百科事典』で調べてみたら、確かに「日本では江戸の中期以後外国との交流が盛んになるまで記録が見当たらない」とのこと。しかし、「ゴキブリという名称は江戸時代からあったらしく,御器(食器)覆(かぶ)りのつまったものといわれる。
第2次世界大戦前には都市のホテル,レストランにチャバネゴキブリ,西日本の暖地の家庭にクロゴキブリ,中北部本州にヤマトゴキブリが分布していたことはわかっているが,戦後に家屋の構造が保温的になり,国内外において物資の盛んな交流が行われて,この類を広めたと信ぜられる」そうだ。
世界では、古くからゴキブリを食べたり薬にしたりするところもあるそうだ。成虫をそのまま調理したり、卵鞘を集めてフライにしたりするらしい。イギリスでも食べられていた記録があるとは驚きだ。
おもしろいので、以下そのまま引用。
日本ではゴキブリを霜焼け,雪焼け,驚風(子どもの脳膜炎),風邪,胃腸病,夜尿症の薬とした。漢方薬にもゴキブリを用いる処方がある。ロシアでは水腫(すいしゆ)の薬とされた。またアメリカ南部,ペルー,ジャマイカなど世界各地でゴキブリを薬用にすることが知られている。
ゴキブリに関する迷信もやはり世界各地にあり,吉,凶の両方を含み,ゴキブリが家の中を走り回ると嵐がくるというアメリカの言い伝えのように,天気を予知せしめるともいう。また,英米ではリンゴの匂いにはゴキブリを殺す作用があるといわれている。
変なことを思い出した。童謡で「コガネムシは金持ちだ♪」この金持ちは、ゴキブリのことをいうと、変な説を読んだ。
私のエッセイ集でずいぶん世話になった、マイタウンさんに著書に『名古屋弁重要単語塾語集』のパート2・「なねしてちょ=勘弁してください」でこう書いてある。
コガネムシのお尻に付けた卵の形がガマグチーーそれもポンポン
にふくれ上がった形にそっくりなところから名付けられたという。作詞家の野口雨情はこの虫の様子を観察するうちに浮かんだ詩であるらしい。
ニュートンという科学雑誌にゴキブリの卵のイラストがあったので、それを私がスケッチした。よくご覧、そっくりだから。
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