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2009年1月 3日 (土)

たけ乃子屋の偽造は何も今に始まったことではない

たけ乃子屋の偽造は、ギョウザ以来、中国の食の安全に不信を持った顧客を取り戻すために、仕方なくやったと、泣いて詫びていたが、実はそれよりもずっと以前からやっていたと聞いた。

ここに勤めていた人から直接聞いたから間違いはない。中国からのタケノコだけでなく、レンコン、ゼンマイ、ワラビと、この会社の仕入れ商品いたるところでやられていたという。

先日この会社が近くのスーパーで、お詫びセールと銘打って、「10円」でタケノコを販売されていたという。さてこの10円タケノコは中国産なのかとみんなで笑った。

一度なくした信用は二度と取り返しできない。それほど食への安全に、国民が腹を立てている。

いま慌てて国内自給率を上げる算段を始めたが、遅くてもいいが、もっと真剣に検査体制厳重にして、偽造を厳罰に処すようにすれば、安全な食を口にすることができる。

今の国産の食品でも、検査を厳重にし、厳罰主義を採らないと、生産者が中国並みの農薬漬けにする可能性を秘めている。農水2002年1月に発覚した、雪印食品牛肉偽装事件。その偽装の実態を内部告発し、消費者が食に「安全と安心」を求める潮流をつくり出したのが、西宮冷蔵・水谷洋一社長だ。 しかし、その後、荷主の撤退が続き、同社は自主廃業に追い込まれる。

省が自分の管轄からこうした問題を起さないように、フタをするからだという。http://www.foodrink.co.jp/backnumber/200408/news0822j-2.html

消費者はいままで、安い方へなびいていたが、より安全なものへと移行しつつある。でもこの景気では、いつまで安全で高い食品で我慢できるだろう。

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