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2009年2月11日 (水)

黄砂と花粉

そろそろ黄砂の季節がきた。

雨になったたら、さっそく車を出して車を撫ぜるように拭き上げる。雨降りに洗車と変に思うかもしれないが、大変合理的で手が省けるのである。拭き上げても拭き上げても降る雨が、汚れを洗い流してくれるからとてもきれいになる。これくるまやの極意。中国の黄砂がこんなところまで降ってくる。

先日椎名誠の「砂の海」という楼蘭・タクラマカン砂漠探検記を読んでいたら、この中に砂は風によってどんな風に飛び上がるかという『風のはなし』(伊藤学編=技報堂出版)からの引用文があったのでそれを紹介すると、

「その飛び方(移動)には三つのスタイルがある。

まず0・5ミリ以上の大きな砂は地表を転がっていく。これを『転動』という。

0・1~2ミリぐらいの砂は、地表を跳ねながら移動する。跳ね上がったのが落下してまた跳ね上がって進む場合と、それによって他の砂を跳ね上げる場合がある。これを『跳躍』の移動という。

0・05ミリ以下の微粒子状の砂になると強風で浮いたまま長距離を移動していく。これを『浮遊』移動という」

赤砂というのがある。『気象と文化』(関口武著=東洋経済新報社)に、

「戦争が赤砂をつくった話が出ている。第二次世界大戦の北アフリカ戦線では、ロンメル将軍麾下のドイツ機甲師団と、イギリスのモンゴメリィ、アメリカのパットン両将軍の指揮する連合国機械化軍団の壮烈な砂漠の戦闘が繰り広げられた。

両軍合わせて千数百両の戦車が砂漠を激しく動き回ったわけだが、このときの砂は戦車に踏みつけられ、激しくえぐられ、かきまわされた。元来砂漠の砂は、長期間、風雨にさらされている間に、飛びやすい細かい砂粒や、流されやすい礫などは運び去られてしまい、残った小石や砂粒が堅くくっつき合い、舗装の悪いグランドのような状態になっている。これをデザート・ペイブメントという。人が歩いた程度では足跡もつかない。戦車による大戦闘はこのペイブメントをすっかり破壊し、それらを飛びやすくしてしまった。ソ連のコーカサス地方の氷河に堆積した北アフリカの砂が、この戦闘のあった1942~43年にきわだって増加していることから、このことが分かったという。

花粉症の季節も近づいて来ている。どうにも浮遊物の多くなる季節だ。幸い今のところ花粉症にはなっていない。対策にサナダ虫を腹の中に飼うといいらしい。これは人間と共生しているから、害はないらしい。宿主が弱ってしまったら、サナダ虫も生きるすべがないからという。

自然に腹に入る分にはいいが、改めて卵を飲むというのも勇気がいるよね。頚椎と脊椎を3カ月で手術した。あの時、この痛みを取るならどんなことでもすると思ったものさ。花粉症でご苦労されている方には分かると思う。

花粉症やアトピー性皮膚炎と寄生虫

  わずか30年ほどの間に日本人に体に生じた変化は少なくない。なかでも寄生虫の感染率が70%から、0.2%に落ち、スギ花粉症は10倍に増えたのは、変化のすさまじさを象徴している。この増減に寄生虫が日本の国内から消滅したことが、最大の原因と藤田紘一郎はいう。

  発展途上国の寄生虫感染率の高い国の在邦人のアレルギー病が極めて少ない。

  寄生虫にかかった人の体内では、寄生虫の排泄物が抗原になってアレルギー反応のもとになるIgE抗体が多く作られろ。さらに活性のないIgE抗体も作られ、『たとえスギ花粉やダニがやってきても、もはやそれらに対するIgE抗体をつくる余裕がなくなってしまう』から、アレルギー症状が出にくくなるという。

でもどこでサナダ虫の卵が手に入るかわ知らない。

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