茶に付いて考えた
茶というのはずいぶん横着な使い方をされている。飲むお茶以外に使われているのが、ずいぶんある。
「お茶にする」 まじめに取り合わず軽く見てバカにすること。「オレをオチャラカスのか?うん!
「お茶をにごす」 ごまかすこと。
「茶化す」 冗談のようにしてしまい、ごまかす事。
「茶々を入れる」 文句をつけたり、邪魔をすること。
ほかに、「無茶苦茶」「お茶目」「茶番」なんて言葉がある。どうも茶と言うのは真面目じゃないなァ。チャッチャッチャと騒がしい。
「茶を挽く」 芸者・遊女が客がいなくて暇である。というのは本当に茶を挽かされたからだ。昔は、留守番とか、暇なものなどが、茶を挽いて粉にしている仕事をしていたからである。だから売れなくて暇だと、やれやれお茶を挽くかという言い方が生まれた。
「茶番とか茶番劇」は、底の見えすいた、ふざけたふるまい。もともと「茶番芝居」
世界中の茶の音源?というのも変だが、茶にはもともと音読みしかないからな。
もともと中国が茶の発祥の地である。この「茶」は、広東語で「チャ」、福建語では「テー」と読む。
「チャ」のほうが伝わったのが、日本語、ポルトガル語、ヒンデ
ィー語、ペル
シャ語、アラビヤ語、ロシア語、トルコ語など全て綴りは違うが発音は「チャ」である。
「テー」にほうは、オランダ語、ドイツ語、フランス語、英語で
ある。
清水義範著『日本語必笑講座』より
茶化す
妹尾河童さんは、調べているうちに、『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』とい う天保元年(1830年)に出版された本にたどりついた。それによると、飲むお茶とは関係ないことがわかった。中国の銅製のラッパが、見世物の伴奏音楽に使われ、いままで日本になかったあの奇妙な音色が、調子のいい無責任は音に聞こえたらしい。茶は単なる当て字で、チャルメラの「チャ」から、「チャかす」「チャランポラン」などと、いい加減な感じを表す言葉になったらしい。
実はチャと言う音は、このチャルメラのチャからきているんではないだろうか。そうするとすべて、解決する。「茶=チャ」のもつ音の響きが、なんとも茶目っ気があるのではないだろうか、という滅茶苦茶な理論を展開してしまったが、イカンかね?
それではこの辺でお茶にするかねェ。
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