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2009年2月13日 (金)

『同姓同名辞典』を見つけた

http://www.douseidoumei.net/

こんな辞典が存在していた。

私はずいぶん以前から、名前が気になって仕方がない。以前、『日本の苗字読み解き事典』丹羽基二著を買い込んで、客さんの名前を調べては、その由来を教えてあげていたものだ。

今日偶然にこんな事典を見付けた。同姓同名事典である。

そこでまず全国の苗字のベストテンを探した。前から1~10位である。

佐藤、鈴木、高橋、田中、伊藤、山本、渡辺、中村、小林、加藤

名前はどうだろう。

清、勇、茂、博、実、進、弘、正、勝、隆。一字が多いな。これは初めて気が付いた。

姓名ではどうか。

田中実、鈴木茂、鈴木実、佐藤清、高橋清、佐藤正、佐藤進、鈴木清、田中稔、鈴木博。そういえば二、三人は私の周りにもいる。あなたもいるでしょう。

チョット意地悪な調べ方をした。一郎、二郎、三郎はどうなるんだろう。順番から言えば一郎が一番多くて、出生率から段々少なくなるだろうと予測した。

一郎20位 二郎120位 三郎18位?ここで不測に事態発生である。なぜ三郎が長男次男を追い越したか。

調べ進んで行くと、一郎は太郎に置き換わっていた。〇太郎が相当数存在していた。

健太郎、幸太郎、新太郎、正太郎、徳太郎、栄太郎、清太郎、勝太郎とドンドン出てきた。

二郎でも、本家が120位、治郎584位、治朗もあるし、二朗、治良、滋郎もある。

三郎も、三朗も三良もある。こうなると最初の思惑通り、順番に出来上がっているらしい。あまり多くて、いやンなったから調べていない。

以前目黒の住民課の方が、名前にまつわる色々面白いことを書いた『お名前百科事典』があった。それが貸したわいいが紛失して出てこない。だから本を貸すのがいやなんだわァ。

山田満子(みつこ)さん、呼びようによっては、満は「まん」ともいうから、イジメの対象になりそう。これだけならまだいいが、この方が結婚して、草井満子さんになったという。そこで改名することにした。漢字からひらがな書きにしたという。

一時の流行というか、時の人の名前をつけて大いに困ったという話はよく聞く。「角栄」なんてその代表のような名前だ。これは改名が許されたという。

字画で名前をつける人がいますよね。これなんか外人を嫁にもらったら、字画をどうすればいいんかねェ。アラビア文字なんて一筆書きだぞ。姓名占いの方、どうするの?

ワシなんか、呼称の響きによさでつけた。それと書きやすさ。バカでもチョンでも書きやすい字をつけた。これでいい。さっきの同姓同名に「田中実」さんの人生を調べ上げてご覧、まったく違う人生が見えてくるから。ねっ、鈴木茂さん。

干支で申(さる)寅(とら)が家にいるから、巳(み)年の嫁はもらわないといった。どうも猿虎蛇が縁起が悪いという。なら外人をもらえといってやった。外国なら干支は関係ないからなァ。こんなアホなことを真剣に考えている人がいるんだから。

今回は占いの話ではなかったが、いいところだけ取って楽しむならいいが、気が滅入ると悪いところばかり取るから、ドンドン落ち込む。占いはほどほどに。占いをやっている人は、自分を占い、いい名前をつければ、占い師なんかしていなくてもいいのにねッ。

何も寒い街頭で占いやっていなくてもいいのにね。

ネタを無くしたら辞書をひけ、と言わんばかりに探し当て『同姓同名辞書』である。ありがとう、暇つぶしできて。

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