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2009年3月13日 (金)

帰すう本能

帰巣本能について『ガラガラヘビの体温計』では、こう書いてある。

昼間の渡りを行う時は、太陽である。体内に正確にリズムを刻む時計を持っている。鳥を暗室に入れて昼と夜との時間を少しずつ狂わせることができる。こうしてく6時間狂わせた鳥を放すと、鳥は巣の方角とほぼ90度の方角に飛び立つ。12時間狂わせると、180度狂う。

夜とか曇りの日はどうか。どうも地球磁場をコンパスとして利用しているようだ。体の中に磁石もそなえているからだ。ハトの体に0,6ガウスの磁石を取り付けて放すと正しく帰巣できない。0,1ガウスだと影響されない。

まだまだ謎が多い。

伝書バトは、晴れていれば太陽、曇りか雨の時は磁気、鳩舎が近くなると記憶。夜間を飛行する渡り鳥は、磁気コンパスのほかに星座をたより方角を取ることが、プラネタリウムを使った実験で確かめられている。

帰すう距離の記録として、コシジロウミツバメはジェット機で4910km離れた地点の運ばれて離された。12日半で戻った。

アホウドリは5150kmを10日間また6630kmを32日で戻ったという記録がある。

では人間とか他の動物ではどうか。イヌやネコが元の飼い主に家に戻ってきたという記事が出る。どうも地磁気を感じているらしい。人間は本来住みかを持っている。カァチャンのいる家へ帰ってくる。どんなにベロベロになっても朝起きると家で寝ている。

ウマにもある。アメリカの野生馬(ムスタング)は人間によって一年に一度集められる。その後放されると、再び元の行動圏に戻って行く。

イギリスの田舎の紳士たちは、町のパブに出陣する際には、必ずウマで行く。どんなに酩酊しても、ウマにまたがりすれば屋敷まで運んでもらえる。ウマの頭に磁石を装着すると、帰巣本能の影響が出るという実験がある。

1975年当時、私は自動車会社にいた。先輩の車を譲ってもらって乗り回していた。当時車で通勤なんてだれもいなかったころだ。道路なんでガラスキでねェ。飲んでヘベレケになっても、キチンと家に帰ってきていた。まァ、時効だからいいが、片道30kmを運転して帰ってきた。これも帰すう本能かね。

いま私は、マウンテンバイクやジョギングする時は、ラジオを耳に突っ込んでいる。このラジオの磁気で、どこか知らないところへ行くかもしれない。いや、ボケとどちらが早いだろう。気になる。特に徘徊するようになると、元ウルトラランナーだから、100km以上動き回るだろう。そうなると捜査も大変だ。ぼけた本人は気が付かないからいいが。

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