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2009年4月 2日 (木)

祭りの掛け声

ワッショイを「和一緒」という説を聞いた。調べると「和上同慶」「和を背負う」「和と一緒」「輪を背負う」が出てきた。ところがヤフーの「知恵袋」でこんな記述を見つけた。

ーーー「ワッショイ」に似ている韓国語に「ワッショ」という言葉があり、「来ました」「着きました」の意の「ワッソ」「ワッソョ」の古形であり、語尾の「イ」は日本語の「・・・ね」に当たる、とのことです。
4世紀から7世紀の後半にかけて、おびただしい亡命集団が百済(くだら)から日本にやってきたことを考えると、この百済(くだら)風のことば「ワッショイ」と御神輿のかけ声「ワッショイ」は、何となくつながりがありそうです。
潮に乗り、玄海灘を越えてはるばるとやってくるのですから、相当大きな船だったのでしょう。
砂浜に着いた貴族達は、「来ました」「来ました」の歓喜の声を上げ、御神輿のようにかついで上陸したと考えられます。「おみこし」は分解すると「お・み(水、海)・越し」で「海越し」をあらわす名詞で、事実、千葉県のあるお祭りは、おみこしが海からやってくるさまを豪快に再現しているそうです。ーーー

ものすごく説得力がある。言葉は人の流れというからね。これもあるかも。

デカンショは、デカルト・カント・ショウペンハウエルの略だと聞いている。我々の町内は、

「デカンショ、デカンショで半年暮らせ、よいよ~い。あとの半としゃ~寝て暮らせ、ヨ~イヨ~イ、デッカンショ」

と掛け声を上げてから、ワッショイ、ワッショイと気勢を上げる。

2日から桃花祭だ。3日には馬が出る。この掛け声を出せる町内がOct3001 あるんだろうか。それほど参加する町内が少なくなっているし、平日だから大人も少なく、掛け声をするほどもなく、ダラダラと行列をして祭りの体裁を保っている。

神社も平日から日曜に例祭の日程を変更しないと、もう祭りは維持できないだろう。もともと桃花祭というのは、3月3日である。それを明治になって変更して、桜のシーズンの4月3日にしている。だから例祭の日程がもともと狂っているんだから、こだわる神社がおかしいと思うのだが。

15年も前には署名活動までやったことがある。それでもガンとして変更しなかった。今度はコッチがやる気をなくして、もう土日以外参加しないと決めた。来年、再来年は土日と続くから、わが町内がそれに参加するともうできなくなるだろう。若い人がいないからだ。

わが町内は参加募集をかけると、90人ぐらい参加してくる。近くの大病院の医師から看護婦、私のマラソンクラブがドッと参加してくるからだ。来年は、「はだか祭り早駆け」のイベントも復活させるから、祭り好きなわたしにとっては、たまらない年になりそうだ。

今年は参加しない私だが、他所の町内のお節介に出て行くかもしれない。

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