頑張れと加油とファイト
頑張れが、中国では「加油」である。実にうまく表現したもので、「自動車のアクセルを踏んでガソリンを追加注入し、更に馬力を上げる」という積極的意識や行動を表現するものと解釈すると、日本語の頑張るは「城に立て籠もって耐え、反転攻勢の機会や援軍到来を待つ」という意味合いが強いことと対比して、攻撃的か守勢的姿勢かといった民族性の違いを感じ興味深い。
ファイトを調べると、戦う、闘う、戦闘する、ケンカするとなって、あまり感心しない言葉と知った。
国際マラソンで外人によく日本人が、「ファイト」と叫んでいるが、あれは外人が聞いたら、「どついてやれ、なぐれ、取っ組み合いをせよ」と聞こえているのかね。
ならば「GO!GO!」とでも言ったほうがいいのかもね。
漢字はもともと中国から来たものだが、日本から中国へ行った漢字もある。人偏の動くで「働」。これは日本の国字である。メイドインジャパンである。
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