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2009年5月 6日 (水)

一宮博物館で、お釈迦様の涅槃図が展示中

これは見ごたえがある。これは5月いっぱい展示されている。月曜と祭日の翌日は休館です。65歳以上は証明する物があれば無料です。

妙興寺に隣接する一宮博物館で、いま「お釈迦さまものがたり」が開催されている。ここに一宮市内の地蔵寺、福寿院、真珠院、稲沢の満徳寺、知多の乾坤院、名古屋博物館から6幅展示されている。

これだけ揃うのは、そんなにはない。見ごたえがあり、神妙な気持ちで拝観して来た。

帰り道、隣の妙興寺へ行くと、ウォーキング中なのかリックを背負った8人の集団がいた。そこで妙興寺の案内書にない歴史の話をしてあげた。

一番南の総門は、名古屋城の南西の入り口の南、今駐車場のあるあたりに、昔犬山城主第5代目の尾張徳川家附家老成瀬隼人の守の屋敷と隣りあわせで、八代藩主徳川宗勝の屋敷があった。徳川家から屋敷ごと頂いた成瀬家は、門は二つもいらないので、その一つを寄進した話。

勅使門がこの境内では一番古い建造物。

山門がなぜこんな寂しい吹き抜けになっているか、山門の透かしが、なぜ中途半端な作りかけのままになっているのか。それは明治23年の火災と翌年の濃尾大震災で崩壊してしまい、やっと今の状態になったのが、44年後の昭和9年であった。だから資金不足でこんな状態になっている。

仏殿の天井画の竜は、一宮出身の佐分真という天才洋画家の親友の依頼で、山喜多画伯が、昭和31年春から描き始めて12月まで掛かった。この油絵の具代が当時の金で70万円かかった。当時の米代から換算すると、今の358万円にもなる。これに目を入れる「画竜点睛」の儀式のとき、ポンと目を入れたら、「ウォ~ン」を鳴いたという。まったく偶然に、村の12時のサイレンがなったという話。

仏殿の南西にある歌碑話には、「親のなき子等をともないこの荒海を渡り帰らんこの荒海を」という話になった。満洲から戦後300人の孤児を連れて帰ってきた、河野宗寛老師の話してあげた。

あなたはここの人かと言われてしまった。ここの周りにある寺の親戚筋には当たるが。ここの老師から頂いた『妙興寺散歩』『一禅僧の自伝』『慈眼堂歌日記』を何度も読んでいる内に、覚えてしまったからだ。仏殿がいま月曜以外はご開帳になっている。でもここの案内書にない面白い話を私がたくさん知っている。

ここには毎日、11時ごろマウンテンバイクで通り抜ける。私の日課なんです。気になる方は私を捕まえてごらん。チョコットぐらいは、面白い話を昔見てきたように話してあげるから。

長い連休は私には関係がない。なんて言ったって、「サンデー毎日」だから。でも少しだけ文化に触れた気がした。

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