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2009年5月29日 (金)

役所風を吹かす小役人

堤防道路でのトライアスロンの練習会に、国土交通省がいちゃもんを付けてきた。国道や堤防道路は、国土交通省の管理になる。道路を勝手に通行止めにするということは警察の許可もいる。そんなことぐらいは分かる。

ことは練習会である。堤防道路の下に市営のプールがある。これが一般開放される前に、半日借りて、ここを基点に練習をする。折り返しで公園のフェンスに、矢印を付けた。これにいきなり文句を付けてきた。勝手に付けるなと文句を言ってきた。挙句に「警察を呼ぶぞ」と脅す。脅されても、別に違反するような悪いことをやっているわけでない。

練習会であることを了解してもらったが、今度は市営プールや駐車場を勝手に使っていると言うので、仲間が憤慨した。先に述べたように、許可をもらってプールと駐車場を使わせてもらっている。

こういうことは、さくら道ウルトラマラソンのときにもあった。裁判所金網に応援メッセージの旗を縛っただけで、裁判所の職員にしかられた。そこで交通標識に縛り付けた。

何で小役人が、市民が楽しんでいるのをジッと見ていられないのかね。ならば交通標識に、金融関係の広告がぶら下がっているのを、なぜ黙っているのか。相手が暴力団関係者ならば、黙っているのか?

祭りでもそうだ、すぐに警察が締め付けに来る。交差点で蛇行するな、酒を飲むなと。マラソンで仮装して走るな。何で仮装するといけないかというと、ドライバーが、忙しいのにあんなチャラチャラした格好してノロノロ走るんだと文句を言ってくるという。道路使用許可をかさに着て、言う事を聞かないと許可を出さんと、脅してくる。こんなもの、事前に予告の看板が出ているから、当然渋滞が出ることを告知されている。渋滞に文句を言うほうがおかしいのに。

今はマラソン大会で仮装で走るのは構わないが、仮装部門を設けるなという規制をしてくる。

健全なスポーツや祭りに、行政が応援するならいざ知らず、締め付けてくるのかね。了見が狭すぎる。

外国のマラソン大会など、歩道とコースにはなんの仕切りもない。日本はどうだ、テープを張りめぐらし、完全に締め付けている。これだけテープを張り、管理しているから、事故が起きた場合は、ワシらーの責任ではないと、責任逃れをしているようだ。お隣の国のような無秩序な国ならいざ知らず、日本の場合はテープなど張る必要もないのに。電車も時間通りに来るし、列を正して乗車するのが日本人だ。

名古屋女子国際マラソンのときに、走路員をやっているが、「進入禁止」のテープを張り巡らす。このときテープの文字が、テレビに映るように張るよう指示が出る。要するの観客がコースの入らないように張るのではなく、愛知県外の陸連に、愛知はここまでやっているよ、という、外向きのアピールのために張っているのである。言っとくけど、陸連というところは、先生の集団で、縦割りの世界。上部がNOと言えば下部は反論しないし、無関係な私らには高圧的に出てくる世界だ。

なんとなく納得できない小役人の所業だ。

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