水から血液の浄化までなんでもこいだって
こんなニュースが、アサヒ.COMに流れた。
---従来の千倍の速さで水をこせる濾過(ろか)膜を、物質・材料研究機構の一ノ瀬泉・ナノ有機センター長たちのグループが開発した。低コストで効率よく水を処理でき、途上国での飲料水製造や水の浄化に役立つほか、人工透析などの医療用にも使えそうだ。先月、英科学誌ネイチャー・ナノテクノロジー(電子版)に掲載された。
この膜はフェリチンという球状のたんぱく質を数珠つなぎにして詰め込んだ構造で、サケの「筋子(すじこ)」のような形をしている。球と球の間の2.2ナノメートル(ナノは10億分の1)ほどのすきまを水が通る間に、不純物がこし取られる。
膜の厚さが数十ナノメートルでも十分にこし取る力があり、膜が薄くてすむため、速く濾過できる。塩分は除去できないが、農薬やウイルス、着色物質などの物質を取り除ける。ナイロンなどと同程度の丈夫さで扱いやすく、安価でもある。 ーーー
人工透析で何時間も縛りつけられている人たちがたくさんいる。これが短時間にできる可能性が出てきた。これは吉報である。
これってうまくいけば、マスクにも使えるか?最近の新型インフルエンザの防御にもいいんではないか。メキシコのマスクの使用方法は、鼻がまるで隠れていない。これでは何の役のも立たないのではないか。鼻に栓をするタイプの物がないかね。これなら花粉症にもいい。
今日あたりから、連休を外国で楽しんだ観光客がドッと帰ってくる。ここから新型インフルエンザに感染しなければいいのだが。
そうだ、肝臓の手前に、アルコールをこすこの膜を入れておくというのはいかんかねえ。へっ?最初からアルコールをこして飲めばいいって、そんなァ。
それにしても、人類というのはどこから知識を得るのか知らんが、ドンドンと新しい物質を開発する。納豆菌からの水の浄化物質、万能細胞のIP細胞やES細胞(人体を形づくるあらゆる細胞にへと変ぼうすることのできるおおもとの細胞であるとともに、変ぼうする前の状態のまま自らをいくらでも分裂させて増やすことができる特性を持っています)。
ある工業大学の先生が、本来の研究から意外のものが派生して生まれる。これをキチンと見落とさないことだ。これが多くの発見につながっていると言われた。
環境破壊や戦争ばかりしている人間だが、まだまだ可能性のある捨てた物でない人間も、ぎょうさんいるではないか。
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