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2009年5月20日 (水)

能生のベニズワイガニを腹一杯食べてきた

先日直江津へ行って来た。

結婚したころは、毎年家内の在所へ行き、夏休みをしていた。当時は高速道路もなくて、夕方一宮を出て、北陸周りでただひたすら国道を走り、朝方にこの能生に着く。ここは昔国道沿いのがけ下に、軒を並べて20軒ほどのカニ屋さんがあった。

この駐車場で店が開くまで仮眠をしていた。店が開くと真っ直ぐに「海富丸」へ向かった。この店は家内の兄貴が釣り船として利用していて、仲がいいと聞いていた。だからカニを買うときは海富丸と決めていた。「新潟の矢澤の弟です」というだけで、とても親切にしていただいた。

昨年は電話で注文して取り寄せた。ベニズワイガニは漁期が3月か ら12月までと長く、茹で上げたものをすぐに食べられる。一匹1000円ぐらいから5000円ぐらいとお値打ちで、モサモサと食べられる。ズワイガニだと一匹で1万円近くするから、なかなかモサモサというわけには行かない。

今はがけ下ではなく、マリンドリーム道の駅と合体して、大きな駐車場がありPhoto、カニ屋が20件ぐらい軒を並べている。ここで面白い話を聞いた。店を1週間ごとに交代するという。店の場所だけで大きく売り上げが違うそうだ。それを均等にする意味での交代という。

店の前を歩いて行くと威勢のいい声で呼び込まれる。とにかく海富丸のオネーサンは元気がいい。

そのそばに、大きなテントが張ってあり、その下でカニが食べられるPhoto_2 ようになっている。さっそく2500円のものを取り、カニの分解を始める。「蟹」という字をよくごらん。「分解」の「解」に「虫」を付けているのは、まさに蟹だからである。

注文したカニにおまけがついた。それをモサモサ食べた。食べた後が厄介で、いつまでも生臭みが手に残る。帰りに買って帰り、また家でモサモサ食べた。なんという贅沢なんだろう。ゴミ袋に入れるときに、甲羅を外から見えるように並べた。(ウソ、家内に叱られた)

だまされたと思って、北陸自動車道を能生で降りて、少し北に行くと、海岸添いに、大きな風車が見える道の駅がある。カニ屋ばっかりが並んでいる。どの店で買っても味は同じだが、一度だまされたと思って、「海富丸」へ出向いてごらん。「独りしゃべり」に聞いたと言うと、おまけが付くかも知れないよ。付かなくても責任はとらんが、ぜいたくしたと思うから。

1 カニ屋の後ろには、魚屋が並んでいる。ここでイワガキ2 を1個500円で食べた。これもうまかった。店でそれぞれの工夫で干物を作って、並べている。つい手を出してしまう。http://kaitomimaru.sakura.ne.jp/

このホームページを見ても電話も書いていない。仕方がないので、私が書いてあげるからね。

〒949-1351 新潟県糸魚川市大字能生小泊2599 海富丸

  • 新井道の駅店   TEL   0255-72-7407
  • マリンドリーム店 TEL    025-566-2478

地方発送承ります。

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