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2009年6月16日 (火)

ゲッ!キューリ一本1円?

近くでもないが、1kmぐらい離れたアオキスーパーでいつもこの値段で売られている。キューリ一本1円。ただし500円以上お買い上げの方という但し書きをする。そうすると、もう一軒のスーパーのカネスエはその但し書きを消す。ひとコーナーをこういう安売り野菜をやっている。

こっそり写真を撮ってきた。

カネスエは広告を出さない。その分を値段に反映させている。カネスエとアオキ双方が、そばにジリジリ004とねじり寄って店を開く。こうして激しく戦っている。消費者としてはありがたいことだ。 

こんな記事を見つけた。ーーー愛知県一宮市で1円戦争が勃発(ぼっぱつ)、レタスや大根などが1円で販売される異常な事態となっている。1000円以上買い上げた顧客に対してレタスや大根、キャベツ、キュウリなどを1円で販売しているもの。この1円戦争を繰り広げているのは、地域一番店を目指すアオキスーパー(愛知県津島市)とカネスエ(愛知県一宮市)。カネスエが東京のオーケーの販売手法(チラシをまかず、その分の経費を商品の売価に反映)を取り入れ、地域一番の低価格路線を打ち出し始めたことがきっかけとなり、両社の間で価格競争が起きている。ーーー

日本食糧新聞より

この小さな動きが、大手スーパーをジリジリ追い詰めている。最近ユニーの客が減ったという人もいる。これだけ景気が悪いと、安いほうへお客が移動するのは仕方がない。

しかし市内のど真ん中は、相変わらず空洞化していて、独居老人が増えた割には、八百屋がない。魚屋がない。小さな八百屋は昔は一町内に一軒はあった。それが大手スーパーに駆逐され、郊外型のスーパーをどんどん誘致して、市内を空洞化してしまった。

核家族となり、若い人が独立して、親と同居しなくなってしまった。これが今、不景気で同居する人が増えてきたというが、わが町内ではいまだそんな傾向は見えていない。

以前一宮市に、市内周回バス「アイバス」が運行されているが、それは市の公共施設を回っているだけで、市内から1km以上離れたスーパーに買い物の手段としては使いにくい。これをなんとか解決できないかと相談したが、ついぞ明快な回答がないままだ。

近くの大手スーパーにも、買い物バスを出したらどうかと言ったが、これははっきり断られた。

わが町内のご老人が、乳母車を押して、1~2km先のスーパーに行く姿は気の毒で仕方がない。なんとかならないものかね。

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