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2009年6月10日 (水)

マラソン大会の距離測定

この大会は公認ではないが、陸上競技協会としては、できるだけ正確にしておきたい。それは当然だろう。「今年の大会は、距離を少なめに計測しましたので、タイムはいいはずです。大いに楽しんでください」とは言えないからだ。

だがしかし、ここは河川敷。固定した道路ではない。だだっ広い駐車場、競技場前の公園があり、縁石もガードレールもない。あるのは、樹木と周りの景色と、遠くの鉄塔などである。この木から向こうの木の根っ子の1mを左折、ここのゲートボールの標識の近くの、横断歩道の下のトンネルから何m先、という具合に記録しておく。もちろん鋲を打ち込んでいくが、抜けたら困るから記録を残しておく。

この日は本降りの雨で、10kmコースを測定する。測定はゴール地点は固定だから、ここから逆に測定を始める。来年は少しコース変更があるから、計測し直しである。10人が出てきて始まった。全員カッパ姿。

どういう訳か、この大会事務局から最近私への呼び出しが多くなった。私はもともとPhoto鈍足ランナーで、陸上競技とは無縁のランナー。競技志向の高い知識は持ち合わせていない。楽しければ、多少コースが500m長くたってなんとも思わな。アハハッで済ますが、一流になるとシビアである。途中に距離表示が違っていても、肌で感じるらしい。いびがわマラソンなんて、最初の1kmのは入りが長い。そこでスーピドを上げると、次の1kmが短いので慌てると言う。今まで初回から参加しているが感じたことがない。(今はどうか知らないよ)

どうにも河川敷の幅の狭いコースだから、曲がり角が多くなる。陸上競技協会の役員が、私に「ランナーから見てこの曲がりがどうはどうですか」と、聞いてくる。「私はスラロームでも構わない。踊りながらでも走ります。だが一流は直線を好みますね」と返事をした。そうとしか言えない。いつも一番後ろからスタートするから、最初の1kmなんて、渋滞で走られないからだ。

堤防道路に上がると、途中500mぐらい地道がある。ここは測定器でも自転車で100 も、はずんでしまって誤差が出るという。そこで100mの巻尺で尺取虫のように計測をする。

私は堤防下の竹やぶが気になり、もうすぐ竹の子が採れそうだとながめる。

今までこのコースを確認したのは初めてだ。だって、仮装の審判をしていて、グランドから出たことがないからだ。この大会も6000人を越える大きな大会になった。楽しんでいただける工夫を絶えず考えておかないと、横着な運営をしていると、河川敷だけにすぐに参加者が減る運命を持っているからだ。竹の子なんて気にしていてはいけないのだ。

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