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2009年7月19日 (日)

日の出寿し食堂

ここはずいぶん古くからの食堂である。おバーさんが始めたという。いまのオヤジは私より2歳年上で、昭和15年生まれと言う。だから大正年間に始めたであろう。一宮でも一、二を争う古いほうだという。

店のショーウインドウには、多くのサンプルが飾ってあり、それに負けないぐらい、チラシに書きもまれたメニューが貼り付けてある。

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店の中の壁にも、メニューが貼り付けてある。棚には一品料理が並んでいる。私はこういうところに弱くって、ついつい少し高めにつくが入ってしまう。壁には大原麗子のサントリーレットのパネル時計が正確に時を刻み、大原麗子の着物姿が日に焼けて笑っている。

大きな一枚板で厚さが5cm以上あるだろうか、そんなテーブル6人掛けと4人掛けがあり、奥の畳敷きには24人ぐらい入れる。二階にも部屋があリ、昼時はすぐ北にある一宮市役所や西の本町商店街からドッと人が入る。(場所は、一宮駅からまっすぐ東へ来て、本町アーケードをくぐると、次の交差点の南東の角にある)

昼前に行くと、昔からここの常連と思われる、店主をリタイヤしたオヤジ連中が飲んでいる。もちろん私も遠慮なく飲ませてもらう。

店名に「日の出寿し食堂」とあるが、今は寿しが主体でなく、オカズが主で、品数が多いのと、味がいい。ごく普通の家庭料理のようで、卵焼き、まだ卵になる前の腹の中の卵の塊、サバの味噌煮、刺身類は豊富で、野菜の煮付けとなんでもある。壁のチラシにはクジラもあるではないか。

小さな店構えだが、結構いい店である。

とにかくツマミになるものが多いのが、私を引き付ける。常連しか知らない秘密。水曜日休みなので、火曜のランチがお得になる。

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