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2009年7月21日 (火)

車と水は相性が悪い

これから集中豪雨の時期である。そこでもう一度、以前書いた記事を再度掲載します。

運転している人は濡れるのを嫌って、車から降りない。多少の水の中なら大丈夫と思い入っていく。そこに大きな落とし穴がある。(2008年9月に掲載)

中日新聞の記事より

浸水は車の致命傷 IT落とし穴、豪雨で被害次々 ハイテク裏目 8月31日

 東海地方を28日深夜から29日未明にかけて急襲したゲリラ豪雨では、車の浸水被害が相次いだ。“泥の川”となった道路は車の故障だけでなく、運転者の命すら奪いかねない。自治体による危険個所の通行止めも間に合わなかった。電子部品を満載した最近のIT(情報技術)車の水害への弱さも浮かび上がった。

 日本自動車連盟(JAF)愛知支部には30日夕方までに、浸水車両の救難依頼が1000件近く入った。近隣県からの応援車両を含めてサービスカー130台が出動。依頼が集中し、3時間以上待つ場合もあった。

 現場での修理はほぼ不可能。レッカー車で修理工場までけん引するしかないが「走行中に止まった場合はエンジンやコンピューターが故障しており修理が難しい」という。

 タクシー最大手の名鉄交通では900台弱のうち約40台が浸水し、修理回しに。「あそこは低地だからと避けて別の道路を選んでも、水に突っ込んでしまう。プロでも運転は難しい」と担当者。

 被害の大きかった愛知県岡崎市の国道1号では、女性(24)が運転する車にハンドルの高さまで水が入った。車は船のように浮き、20メートル流された。今月中旬に栃木県の豪雨で軽乗用車が水没し死者が出ただけに、女性は「水死するかと…」と涙した。

 車の水没事故を防ぐため、豪雨時などには行政の判断で冠水道路は封鎖される。低地を通る道路やアンダーパス(高架下の半地下道路)が多く、岡崎市でも幹線の市道だけで10路線に鉄柵を置き、通行止めにした。が、封鎖前に車が突っ込んだ冠水道路もあった。

 同市道路維持課は「今回は市内全域での発生。限られた職員の力で封鎖して回るのは現状では厳しかった。冠水区域を把握し、教訓にする」と話した。

◆タイヤ半分で運転中止、脱出用工具を

 運転中に今回のようなゲリラ豪雨に遭遇した場合、どう行動すべきか。「水位がタイヤの半分ぐらいまで来たら運転をやめた方がいい」と、日本自動車連盟(JAF)愛知支部は話す。

 冠水した道路をしばらく走行できても、深みにはまったり、対向車の巻き上げる水しぶきや波をかぶったりする可能性が高いからだ。

 水位が上昇してドアの中ほどまでに達すると水圧でドアが開きにくくなり車内からの脱出も困難に。JAFでは「パワーウインドーが使えなくなる場合があり、窓ガラスを割る脱出用工具を備えてほしい」と呼び掛ける。

 最近の自動車は電子制御の部品が多く、水に弱い。自動車販売の愛知トヨタ自動車によると、車の立ち往生はエンジンへの浸水や電子部品の漏電で起きるという。

 一度、部品内の基板に水がつくとサビや接触不良の恐れがあり「いったん動いても、その後いつ異常が出てくるか分からない」と担当者は指摘する。人気のハイブリッド車も「電気自体が水に弱いので、ハイブリッド車も例外ではない」。

 販売各社は、エンジンが水につかった車は感電やショート防止のため、ボンネット内のバッテリーをはずし、室内の水を除いた上で、修理点検するよう呼び掛けている。

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実はこの記事は、私がブログで、「車は水に弱い」を書いた。このブログで皆さんに、「車は水に弱い」を知ってもらおうと思った。だがワシのブログの一日のアクセスが300~500件では、今頃の雨の降り方をみると、もっと早く知らせる必要がある。そこでフト、中日新聞の支局の記者を思い出してメールを入れた。

ーーー私のブログで、こんな記事を書いた。でも私ブログのアクセスは一日せいぜい、300~500件だ。これでは「車は水に弱い」という啓蒙にはならないからだ。

これはマスコミさんの仕事だ。多くの人に短時間に知らせ、人命を救うのは、中日新聞さんあなたの仕事です。以下が私のブログです。

http://senpou.cocolog-nifty.com/sousen/2008/08/post_9cde.html

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そして今日の記事をみて、ホッとした。ワシの警告で記事になったかどうかは知らないが、これで少しは水没車が減るだろう。だがなァ、ドライバーとしては、濡れたくない、車を放置したくないという深層心理が働くから、もう少し、これぐらいなら何とかと、突っ込んで行くだろうなァ。

息子が、お父さんがパソコンを壊す時は、入力されたデーターを改ざんするほど力がないから、酒をキーボードにこぼしたときだといわれた。とかくハイテクは水に弱い。電気配線も弱い。車はこの集合体であることを知るべきです。雨はまだまだ、これからが本番ですよ。台風もこれからだでねッ。

町の小さな電気屋が、水没したクーラーの屋外機、これは使用できるかどうかの相談が殺到したという。それの対応を聞くと、「基盤が浸かっていなければ大丈夫だ」という。ここでも車と同じで、基盤が浸かると、アウトになる。特にクーラーの屋外機は、当然屋外にあるから、もろに水を食う。

車は高いぞ~っ。覚悟しな!

9月2日雨。マウンテンバイクには乗れないから、歩くことにした。途中、外車のBMWの販売店と愛知トヨタの販売店に寄り、浸水による安全装置、特にパワーウインドウが浸水したときの下がるか、と、メカニックに聞いた。誰もが想定外の質問に戸惑っていたが、シツコイおじさんの質問に、考え考え返答してくれた。要するに該当する車はなかった。

現にこんな発明論文がある。http://www.j-tokkyo.com/2002/B60J/JP2002-274169.shtml

浸水を感知して、ウインドウが下がる。こんなのは、シートベルトやエアーバックと同じぐらいの扱いにしなきゃいかんと思うぞ。

改めて、水には気をば使うべし!

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