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2009年7月 5日 (日)

伊勢湾フェリーに乗船したら、霧だった

9時20分に出るフェリーに乗ろう。30分前に受付をすると、一番乗りだった。受付をして、出航まで時間があるので、近くの売店で土産を探していた。

息子が、神奈川から来ていたので、会社への土産は伊良湖で買うより、伊勢の方がいい。遠くからの土産という、余計なありがたみがあるからと買わせなかった。余計なことか。出発の15分前に車に戻るように場内アナウンスが流れた。

ちょうど先ほど入った船から、車が吐き出されてきた。皆前向きで降りてくる。はて?車がバックで入れるわけでないのにと思った。フェリーなんてはじめて乗るから、その辺がよく分からない。

いの一番に車を入れる。ここから乗船した車は、大型1台、乗用車20台ぐらいである。あっという間の乗船である。入って知ったが、出入り口は前後にあり、向こうに着いたら、船がバックして停船する仕組みだと知った。早々一番上甲板に出る。船尾に近い場所にイスがかろうじて並んでいる。

朝、浜をジョギングしていたときから、沖で霧笛がよく鳴っていた。今になって気がついたが、相当の霧が4_2 出てきた。隣に今しがた着いた船が霞んで見える。船内アナウンスで、霧のための出航が遅れるという。今朝はずいぶん冷え込んだから。船内の売店の売り子さんに聞くと、よく霧が出ますという。伊良湖湾の出入り口の防波堤が霞んでいる。船をつなぎ止めるロープの船員が、出入り口さえ見れれば出航できるという。

船は「知多丸」・2331トン・時速17.5ノット(1ノット=1,852km)・500名・バス11台。乗用車43台・バイク10台。これがこの船の仕様である。

30分遅れで出航。周りは霧の中。船内のマイクから誘導する声が流れる。「もう少し左へ」「了解」「そのまま」「了解」・・・。こんな大きな船が小さな円を描き反転する。スクリュウが横向きの付いているんではないかと思うほどだ。(事実は知らない)

この上甲板が、いざと言うときの集合場所であると記載がある。だが、排気ガスや船内のトイレや、室内の換気は全てこのあたりに集中していた。どうも息を3つめていないといけない場所らしい。

息子が携帯のGPSを持っていた。現在地の緯度経度、高度、時速、進行する方角が克明に出てくる。それによると、時速は19km~28kmぐらいであるという。鳥羽には出航が遅れた分、予定より遅れているが、航行時間は55分と正確であった。

伊勢湾の航行距離は21kmぐらいを、55分というから、マウンテンバイクでいつも走っている時速と大して変わらないことを知った。

霧で出航が遅れ、長い時間乗った割には、景色がまったく見られなかったのが残念である。

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