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2009年7月10日 (金)

カラスウリとカラスの関係

Photo_4 こんな花を見つけた。葉の先がバラバラに花火のように、しかも支離滅裂にこんがらかっている。カラスウリである。何でカラスというんだろう。カラスウリは秋になると、オレンジ色の枕のようなピンポン玉ぐらいの大きさの実をつける。

この塊根からとった澱粉は天花粉などの薬用になり、果肉は化粧水、また、ひび、あかぎれ止め、種は料理に使えるというなかなか優れものだ。この種が打ち出の小槌に似ているから、子供のころ綿で包んでしまっていた覚えがある。

大体カラスと付くと大方が色からきている。でもこれは色とは無縁である。ネットを拾い読みして,鳥のカラスとは全く関係のないことが判った。カラスウリを漢字では普通「烏瓜」と書くが「唐朱瓜」とも書くという。”唐朱”とは唐から伝来した朱墨のことで,カラスウリの実の色がその色に似ていることから唐朱瓜と呼ばれたようだ。

たとえば、カラスガイというと外面は黒色である。カラスヘビも色が黒い。

カラスノエンドウもスズメノエンドウは、意外にカラスとは関係がなさそうだ。

カラスのことを、「烏勘左衛門」ということをはじめて知った。

カラスにも色々種類がある。クチバシの太いハシブトガラス。これは鳴き声が「カ~ッ」と澄んだ鳴き声である。ハシボソガラスは「ガ~ッ」と濁っている。住んでいる場所は、ハシブトガラスはジャングル、意外や東京にハシブトが多いのは、コンクリートジャングルということになる。

ハシボソは平野に多い。この尾張はハシボソが多いのは、ここは平野であると、ハシボソは言っている。東京はジャングルであると、ハシブトは言っている。

画像を最大化黒い色のカラスでは、ワタリガラス、ミヤマガラス、白が混ざったコクマルガラスがある。とてもカラスと思えないのが、カケス。山に行けばよく見る。「ジャ~ッ」とか「ジェ~ッ」と、とても大きな鳴き声を出す。色は茶色と青と白などなかなか美しい。

春日八郎の「別れの一本杉」の中に、♪なけたなけた こらえきれずになけたっけ・・・山のカケスもないていた♪

このカケスが、色気のない「ジャ~ッ」と鳴くことを、春日八郎は知っていたんだろうか?別れたあの子は知っていたんだろうか?

岐阜の「ひるがの」にある、「大日ケ岳」をランニング登山をしていた。山頂の標識に止まったごま塩のような鳥がいた。やけに人を怖がらないなァ、と思っていたら、人を怖がるのは街中の鳥で、山の鳥のほうが返って怖がらないらしい。後で調べると、ホシガラスと知った。

一度この図鑑を見て御覧なさい、カラスのイメージが変わります。http://www.yachoo.org/Book/Show/674/hosigarasu/

歌に、♪カーラース なぜなくの カラスは山に かわいい七つの子があるからよ♪

さてこれが気になった。「七つの子」のところで歌が止まった。本当にカラスは七匹も子を産むんだろうか。ツバメでもせいぜい4~5匹だ。調べると1~2匹とある。ならばこの「七つの子」は、七歳なんだろうか。

野鳥で七歳というと、もう成鳥である。一年もすれば子を産む。そんな時に、都市鳥研究会を主宰する唐沢孝一さんの書かれた『早起き鳥はなぜ三文の得か』という本を見つけた。ここの本をペラペラやっていたら、なんと、小見出しにーーカラスは本当に「可愛い七Photoつの子」を産むのか、ーーという見出しがある。

驚いたし喜んだ。なにを驚いたかというと、野鳥の研究家と同じ疑問を持った私に驚いた。

この中に、ーーー「むっつ」や「いつつ」より「ななつ」のほうがほうが歌ったときの響きがい い。もうひとつ、実はこれはカラスのことではなく、人間の子供についての表現で、「危険な幼児期を終えて、ようやく無事に成長した子供」という意味だ。その昔は幼児期の死亡率が高く、七歳まで無事に育った特別な意味がある。「七五三」を祝うのもそのためだ。ーーー

なるほどこれで納得した。

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