ガハハのミョウガの大収穫
裏の陽の当たらない小さな陣地で、必死になって実をつけている。
ミョウガ。これを探すときに、すいぶん蚊に刺される。ミョウガの実の上に白い花を付けるから、地面すれすれに透かして見るか、掻き分け掻き分けして探すとすぐに見つかる。
そこで見つけた快感は、どれほどのものか、一度スーパーで金銭的な評価をしてみたいと思うほどよく採れる。
ミニトマトがドンドン伸びる。あまり採れるので、もちろん他人にやらずに、保存する。なんてったって、いつも昼間は、独居老人だ。ヒョットして、先日の地震じゃないが、NHKの地震速報が、地震が起きてから流れるような不信感がある。今の自民党と同じじゃないか。何のこといっているかちっとも分からん。だが孤独な昼飯には変わりない。食べ損なうようなことがないように、保冷庫に入れてコチコチにしてやるのだ。
コッチンコチンに固まったのを、これをコリコリ食べる(一説にはカッチンカチンともいう)。歯ごたえのよさ、歯が折れそうな快感。ジワッと砕けるその中から、シャーベット状の実が舌の上に乗っかる。ガハハハハ~ッと笑わずにおれない快感がある
「旦那様、夕飯はなんにいたしましょう」
「冷麦!」
これだけ言うと、書斎に消える。外はチンチンに暑い空気が、渦を巻いている。この尾張では、最上級の言い方で、「チンチコチン」という。
夕飯に氷が入ったガラスの器に、「チンチン」に冷えた冷麦が出てくる。無上の幸せは、ネギ、アオジソ、ミョウガ、ゴマの・・・・・なんというか、・・・・・いかんこういう添加物をなんと言ったか、・・・・・ミョウガのせいにして、これを終わる。
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