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2009年9月 4日 (金)

家内に強請られて温泉へ

2日間の休みが取れたので、温泉へ連れて行けと強請られた。強請るは「ごうせい」「きょうせい」と読めるが、「ねだる」とも読む。僕にとっては「強請(ゆすり)」に近い。温泉といえば、当然湯上りにビールが付き物だ。

だが日帰りとなると、そうはイカン。だからできるだけ近場の温泉を探した。そこで選んだのは、揖斐川の上流、久瀬温泉「白龍の湯」か、粕川の上流、春日村の「もりもり村リフレッシュ館」である。ここなら山の中で雰囲気としてもいいし、距離も近いから、1時間ちょっとで行ける。

帰りには、ヤナに寄って鮎でも食べてくればそこそこ小旅行の雰囲気が出る。今日はどうも山のほうでは強い雨か雷雨の可能性が高いから、あまり山の中に入り込むと、最近の集中豪雨のような雨にやられると、土砂崩れなんてことにならんとも限らん。そこで今日は池田山の北側にある「もりもり村リフレッシュ館」へ行くことにした。http://www.ginet.or.jp/morimori/index.html

この辺りならもう7~8年前になるが、ランニング登山で、池田山、鍋倉山には何度も来ているから、地図なしでも行ける。「夜叉ケ池伝説マラニック」には毎年不参加ながら、応援に来ているからだ。鍋倉山に、私のマウントザック「マウント(山)・ザック(ZAK)=ズルズル(Z)歩く(A)会(K)」というクラブで入り込んだときだ。帰り道川沿いにたくさんのワサビが自生していたので、たんまり採ってきた。後で考えたら、この山の中にはわさび畑があり、そこから流れ出たワサビが自生したんだということが分かった。「梨下に冠を整さず、瓜田に靴を納れず」で、他人から疑いをもたれるような行為は、自制すべきであった。

この鍋倉山の登山口を通り過ぎるとすぐに、「もりもり村」ののぼり旗がかざしてある橋を渡ると、結構大きな建物が見える。ここが温泉である。中に入ると半分は、保健センターが使っていて、後の半分が温泉と売店で占めている。

ここの売りは、「薬草の風呂」で、この上流に「さざれ石公園」があり、国歌「君が代」に詠まれた「さざれ石」が、アッチコッチに露出している。見かけは悪いが、伊吹の石灰石が雨水に溶け出し、長年かかって小石をくっ付けて巨大に石となった。この場所に立つだけで、薬草の匂いがプンプンする。一度ここから伊吹山に登ったが、登山道は薬草の匂いだらけであった。薬草の宝庫である。

入浴料は400円だからタオルを持参したほうがいい。風呂は浴槽が3つあり、温泉ではない普通の風呂、泡風呂、薬草風呂、薬草サウナがある。この近くの天然温泉は、ほとんどがこのぐらいの大きさだ。薬草風呂には黒褐色の塊が浮遊している。「ウンコ?」と思ったら、枕ぐらいの薬草の入った袋から染み出した灰汁(あく)と説明書きしてあった。

ここの薬膳料理が有名だが、今日はここを出て、揖斐川にある観光ヤナを探す。この川沿いだけでも6軒ある。鮎は一尾500円の見当で行けば、7尾Photo の料理だと3500円。10尾ならば5000円見当だ。

面白い話がある。ここらの鮎は、養殖が多い。天然なんてそんなに手に入るものではない。一宮の名鉄木曽川堤駅の下に鮎の木曽川養殖センターがある。私らが木曽川の河川敷でバーベキューをするときに、ここでまとめて50尾(3kg)ぐらい生きたまま買うと、kgあたり3000円で9000円だった。一尾が180円ぐらいになった。ここには、早朝から遠くは矢作川、揖斐川、根尾川のヤ004ナ業者がドット鮎を仕入れていくのを目撃しているし、業者が仕入れに来るといっていた。

1000尾ぐらい買えば1尾100円ぐらいに付くと思う。推測だが、それを鮎料理として1尾500円なら十分に採算が合う。先日、スーパーの特売で、3尾500円で売っていた。どう、1尾166円ぐらいについている。勘定は十分すぎるほど合っている。

そんなことを考えて魚田や雑炊、刺身など、手の掛かった料理を食べると味気なくなるからもうやめる。近いうち にでも、木曽川養殖センターに出かけて、根掘り葉掘り聞いてやろう。

ここでは毎朝6時から6時半、鮎の「競り市場」が9月~10月一杯開かれている。500円で登録すれば永久にセリに参加できるとあるから、個人参加もできるということ。しかも天然鮎だという。でもそんなに数はないと思うよ。セリ時間が30分だもの。

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