ゲッ!マウンテンバイクに5寸?錆び釘刺さる
そろそろ心を入れ替えて、涼しくなったので走ることにした。
マウンテンバイク(MB)を引いて郊外に出る。いつもはMBで走り抜ける道を思い切って降りてみた。最近走るということに少しためらいがある。どうしてか分からんが、もうこの先マラソン大会に出られないという気が強くなったのと、マウンテンバイクの面白さに取り付かれたのだろうか。それとこの暑さもあるが、なかなかMBから降りられなくなってしまったのが本音だ。短時間に遠くまで行ける魅力が拭い切れない。
いつか走りたい。最近テレビで「スロージョギング」が話題になっている。元々私は何もしなくても、意識しなくても「スロージョギング」なんだわァ。以前瀬古選手と競り合っていた、中山選手が、そんなスピードで5時間もよう走らんといった。好き好んで遅いんと違うわィ。遅いわ遅いなりに全力疾走なんだわィ。こう反感を持った。中山さん、その2時間20分のスピードで5時間走ってみろ!といいたいねッ。
先日手術後2周年記念と称して、金華山山頂までの往復40kmウォーキングを踏破した。完全回復を意識した思いが、時々MBから降りて走りかけた。1kmという距離が相当長く感じる。走ることの喜びを感じるより、畏怖を感じるようでは、距離は長く感じるだろう。
ゆっくりでいい、なまじBMに時速や距離が表示されるから、それに気をとられて、周りの景色を鑑賞することができないのだろうか。
こうしてジョギングしたりBMに乗ったりして、一宮インターの南側に来たときだ、突然ガタガタとMBが揺れた。タイヤに石でも噛んだのだろうか。降りて後ろのタイヤを見ると、なんと釘が刺さっているではないか。それも錆び釘で、どう見ても5寸釘ぐらいの頭が見えている。タイヤはMBだがノーマルなママチャリのタイヤを履かせている。
私のMBの指導は、友人の息子「慎ちゃん」が師匠だ。ブロックの大きな、スノータイヤのようなタイヤでは、スピード感がないからと、彼の持っていたリムにタイヤを履かせて、一時交換してもらっていた。このタイヤも、もう3本目である。年間8000kmの走行距離だからだ。こんな細いタイヤに、こんな大きな釘が刺さること事態が奇跡である。
ここまで来るまでに、もう3kmほどジョギングしてきた、「慎ちゃん師匠」の店まではあと2kmある。ここで釘を抜くと一気にパンク状態になると、セコイことを考えて、釘を刺したまま走っていたが、いくらも行かないうちに、ヘナヘナのタイヤになり、MBを降りた。そしてまた、MBを引いてジョギングすることになった。
最近考えていたのが、そろそろ元のMB専用のタイヤを履かせて走ろう。スピードより、負荷を掛けて走ろうと思
い始めていた。十分MBの、というより、バイクの魅力を楽しませてもらったし、脚力もつけた。それに頚椎や脊椎の手術後の腸腰筋の筋力アップに十分、BMは答えてくれた。(腰のじん帯を取ってしまったので、その代わりに腸腰筋に働いてもらうための筋力アップだ)
スノータイヤのようなMB専用のタイヤに交換して走り始めたら、意外やスピードが落ちるとか、重くなるかと思ったが、以前と変わらないスピードで走行できている。やはり脚力が付いてきているんだと自信が持てた。
せっかくでかい釘(金物)を拾ったから、宝くじ(金物)を買ってきた。(アハッ!楽しみが増えた)
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