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2009年10月26日 (月)

秋祭り三連ちゃん第2弾

2_2  今日は羽島市竹鼻の「美濃竹鼻なまずまつり」をぜひ見てみたい。なぜナマズなのかという疑問があるからだ。ここ3が生産地というわけでもないだろうに。

会場は木曽川と長良川に挟まれた羽島市役所の西、商工会議所を中心にして、美濃羽島商店街で行われている。細い道でねェ、車がやっとすれかわるぐらいなので、人でごった返していた。このほうが本当は、賑わいを演出するにはいいのだろう。あまり道が広すぎると人がまばらになって、寂しくなり、人が寄らなくなる。町造りというのは、こういうことなんだろう。

名古屋の東区大曽根が町造りをした。「オズモール」といって、「オズ」と言えば魔法。魔法の街というコンセプトで再開発されました。商店街はアーケードを撤廃し、地面はすべてレンガに、そして各商店を三角屋根にした。道を広くとったこれが災いして、人が100人いても100人に見えない広すぎる商店街に、人が寄り付かなくなってしまった。

一方、同じ名古屋の中区大須は適当に道が狭く、アーケードがあり、空きの商店をドンドン若い人に安価で貸した。そうしたら、若い人が若い人を呼び、町の賑わいは、雲泥の差となった現れた。混んでいることが嫌いな割には、混んでいないと人は寄らないという、人の心理が表れている。

Photoさて竹鼻はどうなったか。ナマズが商工会議所の前の水槽の中で泳いでいる。ナマズというのは大変生臭く、泥臭いイメージがあるが、意外や清流を好むという。その「清流を好むナマズをシンボルに始めた町起し」というのが、この祭り始まりで、もう10年やっているという。料理屋でもウナギが1500円ほどなのに、ナマズは3000円ほど取られる高級魚である。

ナマズ鍋を無料で食べさせてくれるというので、行列を見てあきらめた。多すぎる。こういうのを見ると、ダメなんだわァ。ジッと待っていられない性分でして。ビールを買って町をうろつく。

今度は木曽川を渡り、一宮尾西支所(旧尾西市役所)前に来ると、市の駐車場にはテント小屋が立ち並び、これも大変な人出である。ここから約1km南までが会場である。ところはこの会場は広く2車線取れるほどの道路を開放している。そこにこんなに人を集める力がある。各商店がテントで出店をつくり、いろんなものを売っている。駐車場という駐車場は全部使って出店を入れている。町工場や自動車工場、材木屋なども開放して店を出している。この出店数に圧倒される。

Photo_2 一宮と尾西市が合併する前の年、ここの祭りの実行委員の人と話した時のことだ。合併す6 ると、同日開催の「いちのみやおいち祭り」が優先して、「びさいまつり」がなくなるという。私は、いまさっき見てきた「おいちまつり」の人出があまりにも少ないので、実行委員の方に、「とにかく一宮の祭りを見てきらたらどうか。こちらのほうが圧倒的に人が多いから自信を持て」とけしかけた。それが功を奏したのかどうかは知らないが、今もって多くの人を集めている。いい気分でビールを飲む。

4 帰りに「おいちまつり」を見に行く。昨日見た限りではやはりたいした人出でなかっ5 た。だが今日は「一宮モーニング博覧会」を見たかったからだ。モーニングとは、全国一喫茶店の多い町の、朝食セットのことで、競って品数を出している。値段も350円前後で、おにぎりかパン、茶碗蒸し、サラダ、ゆで卵とコーヒーが付いていている。こんなを競っているのである。参加した14店を本町に集めて投票をして一番を決めるのである。なんとものすごい行列で、久しぶりにこの本町がにぎわった。

実はこの「一宮モーニング」を、いちのみやタワーパークマラソンの会場に引き込みたいと、いま交渉中である。マラソンセットとして統一したコーヒーセットを当日売ったらどうかと、モーニング協議会と市のスポーツ課の仲を取り持っているのである。今年はどうも同日に石川県のほうへイベントを組む予定がすでにあるという。だが理事は地元での開催に、大いに乗る気であると言うから期待が持てる。

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