マッタケは軍人の靴下の臭い?
なんというもったいないことを。
北欧ではこのマッタケは、臭いキノコとして食用にしないという。しかもその表現が「軍人の靴下」とか、「ゴミの臭い」「数ヶ月も風呂に入っていない不潔な人の臭い」というらしい。
だが日本では高く売れるというので、盛んに輸出されるようになったという。
食べ物と言うのはこういうことがある。アルゼンチンではカニ味噌は捨てるという。以前テレビの旅行番組で、レスラーがカニ味噌を食べるシーンを、現地の人がいやなお顔で見ているのを見たからだ。食文化の違いだろうなァ。
戦時中、捕虜にゴボウを食べさせたら、木を食べさせられたと訴えたという。確かに木だわなァ。東南アジアでもし昆虫を食べさせられたら、日本人は拷問と同じに感じるかもしれない。
スェーデンに世界一臭い缶詰があるという。その名も「シュールストレミング」という。これを一宮の青年たちが実際に木曽川の河川敷で食べようと企画した動画がある。それが下記のアドレスである。
http://kisyoku.hp.infoseek.co.jp/su.htm
伊豆諸島にあるクサヤも相当に臭い。漫画家の東海林さだおが、原液をなめたときの感想を、こう書いている。「思わずノドの奥からむせかえるような物凄い発酵臭だった。まず鼻が曲がって目が曲がって顔が曲がった」と。
伊豆へ旅行に行ったとき、このビン詰めを買った。我が家で宴会をしたときに出したら、みんな鼻をつまんだ。でも食べると意外にうまい。クセになりそうである。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント