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2009年10月30日 (金)

手術に恐怖心がない、能天気な男

Photo_2 漢字がこんなにあるとは、能天気な。

  • 能天気
  • 能転気
  • 脳天気

意味は、「のんきで何事も深く考えないさま」

私の書いた「頚椎症性脊椎症、脊椎管狭窄症」入院体験記を読んだ人から、ーー手術前に、同室の患者さんらに、「じゃ、行ってくるぜ」と手術室へ向うようなあなたは、手術をするというのに恐怖心が欠けている。脳天気な。ーーと、こんな評価を頂いた。うれしい限りである。

痛みがなくなりまたマラソンができるというほうが、よほど期待が大きかったし、あのマラソンの快感がどれほどわが人生に大きな影響を与えたか。

168cm78kgの超メタボが、血圧の高さを指摘され、運動を勧められたのが、今から26年前である。走ることに喜びを覚え、10年後には100km、15年後は160km走られるようになった。現在168cm、65kgである。血圧は相変わらず高いが。

フルマラソン以上をウルトラマラソンというが、その練習といっては、この濃尾平野から見える、山々を一人走っ ていた。御在所岳、藤原岳、養老山地縦走、霊仙山、伊吹山、池田山、鍋倉山、金糞山、夜叉ケ池、妙法ガ岳、舟伏山、蕪山、高賀山、大日が岳、車山、駒ヶ根、金華山、鳩吹山、尾張富士、黒平山、猿投山、宮路山、石巻山などなど。ほとんどここから屏風に見える山々が、私の来るのを待っている。まだ67歳だ。時間はある。『名古屋からの100山』という本の中の山の地図には、キチンと赤ペンでシルシと日にちの書き込みがある。でも足は速くはならなかったがねッ。

何十回も走った山がいくつもある。伊吹山や一宮~金華山往復、養老山地、夜叉ケ池などは、今でも景色が目に浮かぶ。

この山をもう一度走りたい。あの自然の中をもう一度走りたいという気持ちが強いからだ。

あの森の中の芳香は、なんともいえない心の安らぎを覚える。森の芳香の中に、フィトンチッドという物質がある。

ーーーフィトンチッド (phytoncide) とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。

森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もある。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている。ーーー

息を切らせて走っていても、心が浮き立つのは、この物質が体中にまとわり付くからだろうか。この匂いが嗅ぎたくて、つい森に入り込む。時々飛び出す山鳥にコッチが飛び上がったり、マムシの登場に、急ブレーキが効かず、ヘビを飛び越す。股間が涼しくなり、何かが縮んだような気がする。こうして走っているうちに、ヘビへの恐怖心も薄らいでいく。

大きなウンコに出会ったその先の看板に、熊注意とでたときには、思わず足が速くなる。いいトレーニングになる。

こういう経験があるからこそ、手術への恐怖心なんてまるっきりなかった。走る魅力のほうがより強かったからだ。能転気ではない。痛みのない世界への魅力の違いなのだ。もう一度走るために、手術後2年になるが、ゆっくり調整している。毎日マウンテンバイクで30~40km走った後、ウォーキング時々ジョギング7km前後を繰り返している。

さて今日はどこまで行こうかな。暖かくなりそうなので、遠くまで行ってもいいなァ。

これから手術に向かう諸君!痛みのない世界へようこそ。

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