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2010年1月28日 (木)

日光川の源流と青木川の水源を探せ

先日、一宮から日光川を下り、津島まで行ってきた。

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今日は上流へ向かった。一宮市内の音羽から走り始めた。ここは結構深く5mほどの掘  割になっている。川幅は8mほどある。名岐バイバスの下を通り、一宮北変電所まで来ると、日光川が大江川の堤防で消えてしまう。反対側には浅野公園の南から流れ込んでいる日光川が確かにある。でも合流しているが、こちらへは流れ落ちる水路がない。なんか変だな。ここから上流へは川幅は3mもないほど細くなってくる。

江南との境目で、新般若用水路とまた立体交差している。これが地表に出ていない暗きょになっているから、以前間違えて新般若用水路をたどってしまった。回りを見てやっと分かった。江南の曼荼羅寺北側あたりまで来た。名古屋港あたりでは幅1kmにもなるのに、もうここは1mほどしかない。

江南団地の南に来た。ここから団地の下へ潜り込んでいる。これは団地の下を暗きょになっているらしく、滅相で反対側に出ると、用水路があった。今度はそれを追いかける。もうそれは川というより、どこにでもある田んぼの周りの用水路である。

これを川というのだろうか。源流というのはそこからコンコンと清水が湧き出ているのかと思うのだが、ただの用水路が流れ込んでいるだけだ。こういう用水路の集まりが日光川なんだろうか。

水源、源流の定義(案)
  水源:沢の終点で、水の湧き出しているところ。
  源流:沢が集まってひとつの流れとなるところ。
 <参考:水源、源流のことばの定義(広辞苑 第四版/新村出縞/岩波書店)
   水源:河水の流れ出るもと。みなもと。用水を供給するところ。
   源流:水の流れ出るみなもと。水源。

これからすると、日光川は、源流といったほうがいい。多くの田んぼの脇に流れる12101mほどの用水路から供給された水が、一本になり、河口では1kmの広さになる。

少し気になることがある。この近くに青木川の水源がある。コンコンと湧き出す泉がある。よ~しっ、探してやる。名鉄布袋駅に北に「大仏」がある。この東に青木川が流れている。そこまで戻ることにした。今度はできるだけ堤防を走ろうと思ったら、草ぼこで、凸凹で腰が変になりそうになりながら、やっとたどり着いた。「しみず公園」というところがあった。

そこには確かに「青木川水源」という石碑があった。今日は水源と源流の二連発002である。それから水源と源流の意味も分かった。

参考:http://www.pref.aichi.jp/kensetsu-somu/ichinomiya-kensetsu/kensetsu2/aoki/aoki.html

翌日、もう一度調べに行くと、宮田用水大赤見分水工なるものがあった。それをつぶさに調べると、なんとここから日光川と宮田用水とが分水されていることが分かった。だが今は水かさが少ないので、どういう仕組みになっているは不明である。

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コメント

一宮の大江川沿いで叔母の美容室で大昔住み込んでいました。

投稿: roubai | 2010年1月28日 (木) 18時59分

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