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2010年2月17日 (水)

4月3日に桃花祭をやることになった

というより、今年と来年は土日になるから、もうこの2年で止めようということになった。

今度土日になるのは、2016年4月3日が日曜になる。そのとき私は73歳である。この祭りは馬祭りで、激しく練りあう。

馬には飾り馬具を付け、口に前綱を30本ぐらい付ける。それをつかんだ男が女の長襦袢を着て、薄化粧をする。これが以外や多くの祭りの原点になっている。

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                いななきに 志も いさむや 一縄手

長襦袢というのが、派手さを演出するのに使われてきたんだろうか。一番手に入りやすい手ごろな衣装だ。オッカーの長襦袢を引きずり出せばいいもんなァ。江戸時代の『尾張名所図会』には、長襦袢とも祭り半てんとも判別できない服装が描かれている。

                      Oct3001  

私たちの子供のころは、すでに長襦袢であった。それに女形の薄化粧を凝らした。

この祭りは、700年にもなる祭りで、天正(1573)のころ、150頭ぐらいの馬が出されたという馬祭りである。明治に入ってから新暦に変わり、4月3日に固定された。桜のシーズンなのに、桃花祭である。戦争で飾り馬具が相当失われて、現存するのは25体でしかない。そのほとんどが、真清田神社の宝物館で保存されている。

本来は3月3日であるはずなのに。この神社側は意固地なまでに、4月3日の開催日に固守をしているために、祭りがドンドンだめになっていきよる。馬祭りなのに、農協踊りとかでお茶を濁している。

平成3年、青年会議所の勧めで、30年余り途絶えていた祭りを復活させた。当時私がソフトボールの会長をしていた。町内ではやり手がないだろうから、このソフトボールクラブで祭りを受けたらどうかと仲間に相談したら、即座にOKがでた。

あれからもう19年たった。最近開催したのが、平成17年だから、もう6年経っている。私がずいぶんな記録魔だから、過去の記録集が保存されている。久しぶりにそれを開いて、この春の桃花祭の準備に掛かった。

でも気力も記憶も随分いい加減になったいるから、思い出しながら資料を作っている。だから、今週はブログを書く暇がなかった。

Photo

今年はこの写真を入れたド派手なポスターを作った。これでみんなの気持ちをあおってやろう。このケバケバしい化粧は、同じ部屋でみんなでやるから、相乗効果が出て、激しい顔になっているのだ。

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