雨の国府宮のはだか祭りが終わった
なんということか、雨ではないか。
雨の経験は初めてだ。新聞によると22年ぶりという。あまり物おじしない私は、雨のはだか祭りもありかと、その程度で参加している。以前、前日大雪で参道が参拝者に踏みつけられてアイスバーンになり、それが翌日溶け出して、参道はシャーベット状態となった。ここで1時間ほど参拝者と遊んでいたら、足の指の感覚が麻痺をした経験はあった。
2月26日の予報は、雨はドンドンひどくなり、午後から風も出るという。はだかにはこたえ
る。よほど雪のほうがいい。フンドシを巻いてから早めの宴席が始まる。
11時ごろからはだかで外に出る。境内には火が焚かれてある。「森本」の友人宅の裏にある六所神社から参加した。この町の参加者は少し増えたが、全体としては2割がた減ったという報道である。
この町には他に十二所神社がある。ここまで練り歩きながら、この神社に参拝する。ここ
で雨足がひどくなり、みんな軒下に避難する。ここの町は、年男を胴上げする風習があり、次々に胴上げされている。
酒はペットポトルに入れて首からさげている。ビンを持ち歩くと割れたら怪我をするからだ。
ここから2kmほど離れた高木神社へ行くと、もう近隣の「あずら」や「多加木」が来ていて、難追い笹を4~5本束ねる。それに紅白の布を巻きつけて、一束にする。これにロープを付けて持ち上げる。
これが雨を吸い込んで重くなったものを交差点ごとに立ち上げる。これが気合を入れてい
る。立てるのはいいが、倒すとき勢いよく倒れたので、ひとり下敷きになり、歯を折ったらしい。
国府宮神社へは3時ごろ着いた。ここまではだかで約4時間外にいた
ことになる。参道は雨でドロドロで、早々に引き返した。今日これからここで神男の登場する5時ごろまで待つと、寒さで体が持たないから、みんな早く引き上げていく。
いつもの私ならここから走って帰るのだが、今日は迎の車で帰ってきた。
6時ごろから宴会が始まるので、それまで友人宅で寝てしまった。
今日は足の付け根が痛くなった。結構運動しているつもりだが、この寒さなのかどうかは分からないが、こんな痛みは初めてだった。
翌日は白足袋で7km近く走ったので、カカトが痛い。それとフクラハギも痛い。祭りとは痛いものだ。
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