カラスの害鳥駆除の捕獲カゴ
知人の猟友会の人から、カラス駆除の話を聞いた。これは害鳥駆除として市から依頼されて
やっている仕事だ。このカラスの捕獲カゴを壊すやつがいるらしい。昨日会ったらこれから修理に行くんだという。
野鳥協会の連中なんだろうかと言うと、そでもないという。大方目星はついているという。ただ捕獲したカラスをどう処理するかということになると、野鳥協会が口を出してくるという。
生きたカラスを薬殺とか焼却するというと、かわいそうだということになるらしい。
この捕獲カゴがどこにあるかはここでは書かない。また壊されては気の毒だから。
結構大きくて高さが2mほどあり、横幅5m、奥行き3mの軽量鉄骨の骨
組みに、金網製がしてある。構造は天井部分には、写真で分かりにくいから、見やすく白く囲ってみました。この部分が入り口で、一旦入ると、出るときの天井部分からぶら下がっている太目の針金が邪魔をして出られなくなる。中には5~6羽入っていた。
エサはパンであった。
いま一宮市内では、真清田神社の森に相当数のカラスが集団営巣している。近くの電線で夜寝るから、その下はカラスのウンコで真っ白だ。道路を朝早くから難儀をして水洗いをしてみえる。
こういう時は電線の持ち主に電話するように教えてあげる。電力会社、電話局、有線放送な どでは、害鳥駆除の対象として係りがあり、すぐに対応してくれる。
夕方になるとものすごいカラスが、真清田神社の上空を舞っている。これはカラスのデモンストレーションだという。カラスの天敵の猛禽類に対して集団で防御することができるという。『カラスの早起きはなぜ三文の得をするか』唐沢幸一著参照
カラスは集団でネグラにつく。500羽~数千羽である。集団でネグラをとる場所は、町中のこんもりとした森であり、夜間人が入らない場所を好むのである。夕方のカラスをカウントすれば、この近くのカラスの羽数を調べることができるという。
面白いことを知った。カラスの集団ネグラは「情報交換センター」の役目を果たしているという。前日の十分エサにありついたカラスは、翌日迷わず同じ方向へ飛び立つ。前日エサにありつけなかったカラスは、ネグラの周りで様子を見ていて、自信を持って飛び立つカラスの後を追うという。
だから豊富にエサが捕獲カゴにあったとしても、捕まればカラスが帰ってこないから、危険を知らず何度でも使えるということだろうか。カラスは賢いからなァ。同じ手をくわないだろうから。あそこは危ないぞという情報が出ているかもしてない。
それとカラスの風乗り遊びのことを猟友会の人がこう言った。これはカラスの求愛行動で、うまく飛ぶカラスがもてるという。一度学校に校舎に北風が当たり、南側で乱気流が起きる。これを利用して相当数のカラスが風乗りをやっているのを見かけた。これがそうなんだろうかというと、それだという。
とにかくカラスが多いので、何とかして欲しいものだ。
検索を繰り返していたら、こんなのが出てきた。ご覧あれ。http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/217518/karasu_taisaku_ver.1.4.pdf
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