ウサギのことが知りたくなった
『ガラガラヘビの体温計』渡辺正隆著のこんな記述がある。
ーーー英語でウサギのことを、「ラビット」と「ヘアー」である。
「ラビット」とはアナウサギのこと。
「ヘアー」?あの毛と違うぞ。こっちは「hare」野ウサギのこと。アッチの毛は「heir」である。
洋の東西を問わず、説話、童話、童謡の題材として多く使われている。
月にウサギは、日本や中国に限られたことではない。元来キリスト教の祝祭である復活祭(イースター)とも、ウサギは結びついている。
ウサギは自分のフンを食べる。ウサギの主食は植物質である。この植物質の中にいちばん栄養があるセルロースを独力では消化できない。そこでいろいろな動物が、消化管内にセルロースを分解する微生物を共生させている。ウシは前胃(反芻胃)に専属のバクテリアをすまわせて、何度も反芻する。それがウサギでは、いったん排泄したうえで、もう一度食べる。ただしそれは、あのコロコロした丸い糞ではなく、肛門に口をつけ糞食するための糞は、それ専用の軟便である。ーーー
手乗りインコでも糞食をする。乾いたウンコを食べている。栄養にかたよりがあるときに食べるのだろうか。
昔我が家でもウサギを飼っていた。鳴きもせず、なつきもしないし、しつけもできないという、なんとも可愛げがない動物だった。
庭で放し飼いにしていたが、夜猫が出入りするので、巣箱に入れるのが大変だった。魚のタモ網で捕獲していた。一度反撃を食らったことがある。なかなか捕まらないので、追い詰めたら、いきなり反転して私の足を、ウサギの後ろ足で蹴られた。一瞬の出来事だった。足がチクッとしたので見ると見事の切れていた。ウサギの爪で切られたのだ。こんな武器を持っているんだと感心した。
家内の生まれは新潟の山の中。小学校のとき山狩りをするという行事があったという。この学校は小学校から中学校まで一校舎に入っているという典型的な田舎の学校。
父兄が鉄砲を持って全校生徒で山狩りをする。鉄砲は熊がでるといけないからだという。このときウサギを捕らえ、その場でさばいて鍋にして食べたという。
♪うさぎおいし かのやま♪
このウサギは「追いし」でなく、家内らにかかると、「美味し」なのである。
バニー
- 《幼児・愛称》ウサちゃん(rabbit)
- 《俗》性的対象としての若い女、娘、かわいこちゃん
- バニーガール=ウサギのコスチュームを着たナイトクラブのホステス
- 売春婦
- 男娼、おかま
- ばか、まぬけ、かも
- おしゃべり、だべり
なんとたくさんあること。
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