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2010年8月13日 (金)

下戸あれば上戸もある

その昔、――たとえば婚礼などの時、家の入り口に酒瓶が並んだ。当時は家族の少ない家を下戸といった。当然、酒瓶も少なくなる。諸説あるが酒の飲めない人を下戸というのは、こんなところから発したらしい。

平成15年6月24日中日夕刊 夕歩道より

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尾張稲沢では、大正、昭和でも30年ごろまでだろうか、婚礼をするのはほとんど自宅である。宴席の招かれる若者が、いたるところから地蔵尊をリヤカーで運んできて、婚礼のあった家屋敷のおいていく。

どうも嫁が逃げださないようにするためらしい。だが困ったのはその後始末である。どこから持ってきたのは分からないので、大騒動したそうだ。

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では、上戸(じょうご)はあるかというと、あるんだわなァ。あの笑い上戸と同じだ。意味は、酒がたくさん飲めること。またそういう人。酒好き。

ところが、古語辞典を調べると、「中戸」があった。令制(大宝律令・養老律令に規定された諸制度。また、それら律令の修正増補をも含む律令国家の諸制度。律令国家が形骸化した後も官制などは京都の朝廷に存続。令制。)では健康な男性21歳から60歳までが6人以上8人以下が上戸、4人5人を中戸、3人以下が下戸。どうも酒とは関係なさそうだ。

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