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2011年7月25日 (月)

ウナギの差し入れ

最近、近所の釣り仲間が(私は入っていない)、釣って魚をさばいて持ってきてくれる。先日はコイだった。

ところが今回がウナギだった。この人は50歳過ぎの独身で、ウナギなんて食べても使い道がない。

ところが料理の腕がいい。上手に刺身にして持ってくる。

むかし、家内とデートで浜名湖へ行った時だ。舘山寺の目の前の、老夫婦がやっている料理屋へ入って時だ。「この浜名湖で、家しかやっていない白焼きはどうだ?」という。いままでこってりとした蒲焼ばかりだった。ところが、この白焼きがあまりにもさっぱりしていて、お変わりを何度もした。しかもビールにまったくいい。塩をさっとかけただけだがとてもうまかった。

10年後、会社の旅行で浜名湖へ出掛けた。大きな料理屋へ入ったが、白焼きを注文すると、知らないという。普及していなかった。

5年後、伏見稲荷の目の前の「祢ざめ屋」というウナギと焼き鳥(スズメ)へ入ったとき、白焼きを頼んだら、戸惑いの塩をかけずに、刺身醤油で持ってきた。そこで塩を持ってこさせた。店員は仰天していた。半年後、この話を聞き込んだランニングクラブに仲間にせがまれて、同じ店に行くと、しっかり本物の白焼きになっていた。さすが難波商人!と感心した。

今回友人が持ってきたウナギは、白焼きとタレで食べた。うまかったねェ。Photo

先日の土曜の丑に日、近くのスーパー「ピアゴ」に出掛けた。買い物ではなく、ウナギを焼いているところに出掛けた。この日のために、プレハブが造ってある。一日に500本焼くという。10分間隔で6人が交代で焼いていた。皆汗だくだった。

いいにおいをかいてきた。ここで飯を食べたらさぞ美味しかろう。大岡裁きにこんな話がある。ウナギ屋の前で飯を食べていたら、金を請求された。そこで「金を払ってやれ」という。ただし、うなぎ屋は、金の音を聴くだけだという裁きだ。

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