蜘蛛の巣と台風
昔から「蜘蛛の巣の高張りは、台風が多い」という古来からの言い習わしがある。
今回の15号なんか、それ以前に相当雨を降らし、飽和状態になったところへとどめをさしにいた。
名古屋でも東海豪雨の経験から、相当早くから避難を呼びかけた。
この東海豪雨の時は、この地区一帯を車の営業の担当であった。登山靴を履き大きな登山リック
に、タオルや氷砂糖を、いっぱい詰め込んで、訪問した思い出がある。
私は修理する技術はないが、幸いウルトラマラソンをやっていただけあって、足腰には自信があった。
まる一日何も食べずに歩き回った。入ったコンビニは停電中であったので、なにも手に入らなかった。
就業中であったが、ビールも欲しかった。
もともと新川は、汚水が流れていて、まるでコーヒーがそのまま流れている。その汚水の中にあった。の
どはヒリヒリ、目はシカシカする。顔を洗いたいがその水もない。
いまの東日本大震が東海豪雨と重なって痛切に思い出される。
この前日、午後4時ごろ、帰社するための名古屋を向いていたが、一向に進む気配がない。その頃もう県道
は水没していた。そこで会社に電話して、帰宅するむねを伝えた。
ところがどこを進んでも水浸し。ふと思い出したのが、旧街道は水に強いということを。
昔は水に浸かっていない道をたどって旅をしたので、ウネウネとした街道が多い。稲沢下津・赤池・妙興寺・
一宮市内の大江川西側。そして我が家の前あたりをとっていることを思い出した。さっそくその道をたどった。
大江川は掘割で、あふれる水が低い方へ流れ出す。大江川に東は(競輪場あたり)は、昔は田畑で、今は造成
して民家が建てられた。溢れた水は、東へ流れたいた。おかげで無事帰宅となった。
水没した西枇杷島警察は、明治の地図を見ると、蓮田であったので、うなづける。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント