タレントの切り捨てが、とうとう始まった
今マスコミで盛んに流れる大物タレントや野球の監督までが切り捨ての対象になってきた。これはマスコミのコマーシャル料の激減によるもので、テレビでもラジオでも、「マ~ッお安い」を連呼している。しかもこの商品に疑問を持つものもある。
テレビの場合は、「効能効果は個人の感想によるものです」というテロップが流れる。それも極小文字である。このテロップを見逃すことたびたびで、テレビやラジオでも、使った方の感想を長々と述べる手口は同じだ。「こんな商品は・・・とても扱えません」と断りきれない。これほどマスコミは追い込まれているのだ。
いろんなニュースから拾い書きします。
――、いま北島三郎が紳助の次に危ない演歌歌手とする見方が広がっているが、田岡とひばりのレベルから見れば、恒常的なつながりとはいえそうにない。北島は原譲二の別名で作詞、作曲も手掛けている。稲川会の幹部には演歌ファンやカラオケ大好き人間が多く、自ら新曲を吹き込んでCDを出し、知り合いに配る幹部さえいる。
北島はこうした幹部たちに原譲二などの名で詞や曲を提供し、おまけに稲川会のテーマソングとされる「神奈川水滸伝」も歌っている。同曲はもともと稲川聖城総裁(故人)をモデルにした『修羅の群れ』(映画での主人公は松方弘樹)の主題歌で、稲川会の式事ビデオなどにも多用されている。
他に住吉会のテーマ曲『道』を歌う鳥羽一郎、暴力団と交際して反省の色がない山本譲二、小林旭、前出・松方らも今もって交際を止めそうにないと見られている。――
―― 9月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、フジテレビ編成部から社内に俳優・松方弘樹(69)の"使用禁止令"が出されたと報じている。記事によると、禁止令の具体的な内容は「当面のキャスティング見合わせ」「他のタレントがトークでネタにすることもNG」などとされており、松方本人が不在の番組でも写真や名前すら出せないという、事実上の"完全追放"を意味するもの。
暴力団との交際によって引退した島田紳助(55)の騒動や「暴力団排除条例」の施行に絡み、テレビ業界は警視庁と協力して"芸能界浄化作戦"に乗り出しているといわれ、テレビ局は独自に暴力団と縁の深い芸能人をリストアップしたブラックリストを作成しているともいわれる。――
昔から興業とやくざは付き物だからなァ。切るに切れないジレンマがあるんだろう。
――「みのもんた」はどうか。
データは2005年度版(2004年度収入ベース)です。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3時間で600万円稼ぐという。
データは2005年度版(2004年度収入ベース)です。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
実力があればどれだけ稼いでもらってもいい。だがギャラを出す方としては、会社をつぶすわけにはいかないからだ。思い切ったワルの伸助、やみのもんた、落合など大物から始めれば、業界としては切り捨てがやりやすくなるだろう。
――ところで、そのスポーツ界の落合博満監督はどうなんだろうか。決して成績は悪くはない。2003年1年目でいきなりリーグ優勝、この7年間ですべてAクラス入り、リーグ優勝3回、優勝以外は2位3回、3位3回。2007年リーグ2位からCSを勝ち抜き日本一。でもこの7年間で一度も球団として黒字なしという。――
落合監督の年俸は4億ともいわれる。その取り巻きの首脳陣も合わせると30億を超えるといわれる。これを補う広告収入がこの景気の悪さや、天災などによる経済負担でしばらくこんな状態が続くと思う。
まだ続くと思うよ、タレントの切り捨てが。でも放映の質を落としてほしくないものだ。最近テレビを見る気がない。バラエティー番組のくだらないものばかりになってきたからだ。
テレビ・ラジオ局も性根を据えてやってほしい。それと今だからこそ、底辺でうごめいている芸能人諸君、這い上がるチャンスではないか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント