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2011年11月13日 (日)

トウガラシとコショウ

私か辛い物が大好きで、COCO壱番屋のカレーなら、すかさず5辛を注文する。

辛い物を食べると、鼻水は 出るは、汗はかくは、涙は出るは、心臓ドキドキ、そしてドンドン辛い物を好きになっていく。これはもう中毒としか言いようがない。これにはカレーの香辛料に使っているトウガラシに原因がある。トウガラシの中のカプサイシンという物質がが、あたかもやけどをしたような信号を脳に送るらしい。

脳は「イカン主人がやけどした」と勘違いをして、汗をかけ、鼻水を出せ、涙を出せ、心臓の鼓動を早くせよと、消化器官の働きをよくするように、総動員令を出すからだ。そしてもう一つ、痛みを和らげるために、エンドルフィンが分泌される。

このエンドルフィンは、モルヒネやノボカインと同じ麻薬物質である。だからだんだんと恍惚状態になり、深みにはまっていく。

いま読んでる『からいはうまい』という椎名誠著で、韓国・チベント・遠野・信州編のアジア突撃激辛紀行である。

トウガラシというとインドかと思ったら、最初にヨーロッパに持ち込んだにはコロンブスで、南米ボリビアの中部地方だという。これをポルトガル人によって、天文11年(1542年)日本にもたらされた。これが豊臣秀吉の1592年朝鮮侵略によって、韓国へ渡ったらしい。いまでは韓国キムチトウガラシとして幅を利かしている。実は日本から渡ったのだった。

ボリビアでは、コショウスープというのがあるという。この中部地方、特に海部郡から長島、津あたりでもコショウ汁が出る。これを涙汁という。特に葬式の時に出される。下記にはその配膳などが書かれている。

http://www.mate.pref.mie.lg.jp/gyouji/chou/kosyosiru.htm

私がラーメンを食べるとき、コショウをバンバン掛ける。店の親父は「俺の味を壊している」とにらみ付ける。あはッ、ゴメン!

まてよ、新潟の義兄が、トウガラシのことをコショウと言っていた。これは後で分かったことだが、トウガラシのことだった。酒のつまみに出してくれたタラの干物。タラの干物を、トウガラシの粉とニンニクのすりおろしたものを、1:1で酒で溶き、練り合わせる。これを保存しておき、つまみにするときに、スプーンで取り出し酒でのばして、干物が十分吸ったところで、つまみにする。

トウガラシの粉(うどん粉のような形状で、一味唐辛子状のものではない)と、ニンニクのすりおろしは、韓国料理の材料店に行けば、売っている。この一宮では、郵便局本店に東に「アミタ」がある。ここで全てそろう。名古屋の方なら、名古屋駅西に赤ひげ薬局がある。この交差点を西に渡り、一本目を左(南)に行くとすぐに、中川商店がある。私はここでいつも買っていた。ほかにも、この近くにたくさん韓国材料店がありますので探してください。

イカンこれから買いに行って来ようっと。

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