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2012年2月 6日 (月)

カラスの目線の病室

早朝いつのもカラスの下にいる。松降通りには、近くの真清田神社からねぐらを求めて、電線に群がってくる。それは数え知れないほど真黒である。しかもその下は、カラスの糞で真っ白である。

ラジオ体操に行くと、毎日通る病院の前には高いヒマラヤスギがある。ここに膨大な数のカラスがいる。とにかくやかましいのである。

十二指腸潰瘍で入院して、19日には10階の病室に移った。窓際である。これで6回目の病室の引っ越しである。よく引越しするなァ。俺って嫌われている?

ナースが「回りがうるさかったら病室を移しましょうか」という。昨夜は熟睡したらしく、周りの騒がしいなんて気にならなかった。今日寝付く前の午後10時ごろ、それは突然に始まった。それが昨日書いた「うわ言男 良介の登場」である。(ご覧あれ)

北側の窓を見ていて、夕方薄暗くなった頃、カラスが自分のテリトリーから帰ってくるのがよく見える。今日は十分に食べられたのか、戯れながら群れて帰ってくる。

明日の朝、このカラスを見てみたいと思った。うわ言男良介はベッドごとどこかに移転した。ところが早朝というよりまだ外の暗い5:30にご帰還なされた。この際私は本格的に起きることにした。しばらく本を読んでいた。6:30頃談話室へマグカップを持って暖かいお茶を汲みに行き、明るくなったグランドを見下ろしながら、お茶をすすり、週刊誌を読む。

7:00頃、エレベーターホールへ行くと、北側に大きく開けた一面ガラス張りの窓があり、一宮の北側が全貌できる。毎日グランドから見ているカラスの戯れを、カラスの目線で見ることができた。

いつもグランドからカラスを見ているが、カラスの群れを実は、鬱陶しいくらいにしか見ていなかった。ところがこの朝のカラスを同じ目線で見ると、実に楽しそうに飛んでいる。仲間同士、家族同士、夫婦か恋人か分からないが、実に楽しそうである。空中で前後左右上下に戯れている姿は、オレもやってみてァと思うほどだ。

一宮は大きな建築物は、マンションくらいでそれもまだそんなに多くない。だからずっと低い街並みが続く。その上を実に優雅に飛び去っていく。きちんと目的地があるかのように、それぞれほかのカラスの動きに動揺されることなく、一目散に、いつものグループを組んで飛び去っていく。

動物全てが、一日中食物を探している。正月も日曜日も、雨の日、雪の日関係なく探している。

そして夕方帰ると、カラスはある程度人がいて、明かりがあるところ、それがここ一宮では真清田神社の森とその近くの電線だ。そこを集団営巣地にして、朝方ビルの見晴らしのいい病院の屋上にやってきて、仲間同士の挨拶をしてからテリトリーへ移動していく。

ただ病室の窓際には、手すりが付いているが、カラスが止まれないように、手すりより5~  7cmほど上に、ステンレスのワイヤーが張ってある。そうするとカラスが止まりたくても、あまりにも細いので止まれないのだ。だから病室からは見えず不愉快な感じはしない。鳴き声も聞こえない。

わが家では、離れという小屋から、母屋まで、釣り糸を一本張ってある。これでカラスは来ない。友人が柿をカラスによくやられるというから、カキの木の一番高い枝に長い竿を立てて四方に釣糸を這ってごらんと教えた。お見事というほど来なくなったという。

いずれにしても、カラスは嫌われている。賢いが上に、異常発生しているからだろう。

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