神社に勝手に木を植えていくのがいる
やれやれ、やっと正月が終わり、ホッとしていたら角松がまだ出ているという。(1月6日現在)
さっそく氏子委員を集めて片付けをする。
境内を色々点検していたら、なんとナンテンの木が二か所に、無断で植えてあるではないか。抜いてみると、どう見ても最近植えたもので、掘り返した土が柔らかい。しかも根のところに麻の袋に根っこを囲うようにしてある。どう見てもまだ最近植えたようである。
これはいろいろ仲間と検討すると、どうも門松に飾りとして付いている、松竹梅ともう一つ、ナンテン(難転=難点)と判明した。ここはそんなに大きな神社ではない。ただでさえ桜や松が大きくなりすぎて、枝打ちに難儀をしている。枝打ちは植木屋もするが、伐採を嫌がる。縁起物というんだろうか、枯れるような剪定を嫌がる。上部が電線に架かるから、切り落とせというと嫌がる。
私のような宗教心がない者にとっては、ただの植木だ。枯れても仕方がないとは、職業柄ではなく、境内の木ということで嫌がる。困ったものだ。
それでなくても、町内は高齢化して、神社や町内のイベントにも、参加することが難儀になってきた人が増えてきた。この境内の掃除もままならなくなってきているのに、また木を植えるということは、掃除が減るどころではない。増える一方である。桜の落花、落葉、入梅シーズンの草など、その掃除もシルバー事業や植木屋に依頼することが多くなってきている。
植えた人は、おそらく始末に困って植えたんであろうが、管理している身にもなってほしい。それでなくても、掃除がエライとかという文句は氏子委員に言ってくる。文句は言うが、手を出さないタイプの高齢者が増えて、町の役員でも氏子委員でも頭を抱えている。
1月6日ごろの話をなぜ今頃と言われるが、その直後私が入院していたからです。入院中の体験記も整理してブログに掲載してやっと暇になったら、ネタが無くなっていたのッ。(これ真実なのォ。ゴメン)
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