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2012年2月 1日 (水)

脱水症状か?ノドチンコが乾く

体内の水分を全部吐き出し、下血して緊急入院した。

診断結果は「十二指腸潰瘍」であった。入院してしばらくは、集中治療室1日、一般病棟だが集中治療室並みの扱いの部屋に5日間入っていた。その間は点滴と心電図、血圧計に繋がる配線で身動きができなかった。

そして医師から「水を飲むな」という厳しい監視下にあった。初めての内視鏡の後、あまりにも喉が渇いたので、水を所望すると、うがいだけですよと念を押されたが、もうろうとした頭で理解できず、飲んでしまったら、「あ~っ、飲んじゃった~っ。し~らない」と看護師がすねてしまった。

9日深夜緊急入院して、点滴、酸素吸入、血液検査、呼吸心拍数監視、胸部レントゲン、腹部CTを、のちに頂いた診察明細書から、これだけのことをやったことを知った。そして水を飲んじゃった。

9日から13日まで、毎日内視鏡を飲んだ。そして集中治療室および準集中治療室(扱)に入っているうち、この水を飲むなの監視下に置かれた。でも私の口に中は、完全に干上がっていて、カラカラ。ノドチンコがヒリヒリするほどで、舌が上あごの引っ付いて離れない。だから話が満足にできないのである。せめて舌を上あごから離したい。

せめて唾液でも出れば潤うんだけれども、唾液も出ない。何とか唾液を出す方法はないか。そこで一生懸命口を動かしたが一向に唾液が出ない。とうとうナースを呼んで、冷たい水をください、と訴えた。ナースが持ってきたのは、急須の様な飲み口の付いたガラス製の物で、それには何ccというメモリが打ってあった。「飲んではいけません。うがいだけですよ」と厳しい監督の中、吐き出すトレイにもメモリが打ってあった。だからどれだけ飲んだか一目瞭然だからねッ、という、病院側の徹底管理下に置かれていた。

でもここまで枯れると、毒水でもゴクゴクしたくなる。夢にまで見る。水道の蛇口に口をつけて、ゴクゴクしたい。夜中に2回ほど呼び水を所望。そしてとうとう、のどの奥に溜まったお猪口の半分ほどを水を、「渇しても盗泉を飲まず」の家訓を犯して飲んだ。

この盗泉を3日間、続けたら唾液が出かけた。こうなればもう水なんて必要がない。

ではなぜ水を飲んでいけないか、という説明がされていたかった。十二指腸では、まだ潰瘍が完全に治っていない状態なので、そこへ水を飲むと、胃が盛んに胃酸を出す。これが治りかけた潰瘍をまた酸で犯すことになるからだ。

でもなァ、何も食べずにいる患者のそばを、毎日朝昼晩と給食が運ばれていく。この匂いたるや、胃が興奮してどんどん胃液を出していることに気が付いていない。「鼻栓を持ってこ~いッ!」と叫びたくなる。

これが14日になると、やっと水を少しだけ飲んでもいいという許可が出た。嬉しかったねェ。思い切り飲みたかったが、もう飲めると思うと、少しずつちびちびと飲んだ。水のおいしさを堪能した。

退院後もいつも排尿しただけ補充する飲み方になってしまった。いつどんな時に飲めなくなるかもしれないという、経験からくる恐怖感からなんだろうか。チビチビと飲んでいる。

退院後の今でも、朝食後には、胃酸の分泌を制御する薬(バリエット錠)を24日間分支給され、飲み続けている。それほど胃酸には気を付けている。それを知らずに水飲んじゃった。(ゴメン)

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