ウヒャ!ルンペンの唄を見つけた
先日「ホームレスはいるが、ルンペンはいなくなった」をブログで書いたが、なんと「ルンペン節」という歌があった。昭和17年生まれの私は、子供のころはラジオで育った。軍歌や浪曲、童謡、歌謡曲、ラジオドラマを想像たくましく聞いていたものである。だから相当に古い歌謡曲も知っていたはずだが、この唄は知らなかった。
まずは唄 『ルンペン節』です。![]()
♪(1)青い空から 札の束が降って
とろり昼寝の 頬っぺた敲く(たたく)
五両 十両 百両に千両
費い(使い)切れずに 目がさめた
※アーハハハ ワハハハ
スッカラカンの 空財布
でも ルンペンのんきだね (※以下繰り返し)
♪(2)酔った 酔った 五勺(しゃく)の酒で
酔った目で見りゃ スベタ(ぶおんな)も美人
バット(たばこの商品名)一本 ふたつに折って
わけて吸うのも 乙なもの
♪(3)プロの天国 木賃ホテル (木賃宿”もくちん・きっちん”は、旅人が米を持参し、薪代を払って自分で米を炊くかまたは炊いてもらいます。「木賃」とはこのときの薪の代金、つまり木銭”きせん”を意味しています)
抱いて寝てみりゃ 膝っこも可愛い
柏布団に 時雨を聴けば
死んだ女房(おっかあ) 夢に来た
♪(4)金がないとて くよくよするな
金はあっても 白髪ははえる
お金持ちでも お墓はひとつ
泣くも笑うも 五十年
誰かァ、この歌詞の節・メロディーを教えてちょうだいなァ。
唄の背景……この時勢は、巷に失業者が溢れたいた昭和6年世相を背景にしたコミックソングで、帝キネ映画「ルンペン熊公」の映画の主題歌。この直ぐ後に満州事変が起きている。
作詞 柳 水巴・作曲ビクター文芸部(松平信博)・歌手 徳山 璉・昭和9年5月発売
最近実に腹立たしい詐欺事件が起きている。AIJの年金詐欺である。私も被害に遭う可能性がある。車屋にいたから、そこが加入している可能性大である。だが今はどうしようもない。もしかすると、柏布団で寝ることになるにかも。今から庭に柏を植えても間に合わないだろうなァ。今は段ボールで間に合わせられるが。
「お~い!廃品回収に段ボールを出すのを、しばらく止めてまえんかねェ」
「あいよ!」と、家内の軽快な声が庭から聞こえる。こんなんで、いいのだろうか?
なんとなくゾクッとするが、ルンペン節のようにのん気にいきたいね。あと少しの人生だから。人生80年として、ただいま87,19%まで来た「独りしゃべり」の独りごと。
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投稿: | 2019年7月 5日 (金) 20時18分