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2012年4月27日 (金)

旬を満載したマウンテンバイク

1000_2 この近くで、というが自転車で3kmほど離れている。そこの天神社が所有する竹藪が、竹の子ニョキニョキで、販売もしてくれる。

これを知ったのは3年ほど前に、妙興寺という寺の観光案内のボランテアをやっている、Sさんと知り合った。彼は歴史が好きなので、定年後こういうボランテアをこの寺でやっている。私はというと、通りがかりに出会った方に押しかけ案内をしている。この寺の発行している案内書にない案内をしてあげる。

年号を一切使わず(というよりほとんど頭に入らない)、時代背景を取り入れて、面白おかしく説明する案内人である。とにかくここの老師の出版してみえる本をよく読んで、オモシロ話を捜し、ほかの吉宗と宗春の時代背景を合わせて説明する。多少罪のないウソこいてもいいような話を織り交ぜて案内をする。年号なんて聞いてもすぐに忘れるが、史実を変えなければ、多少創作しても罪はない。この妙興寺に興味を持っていただければ、本望である。

こんなことから、たまたまこの天神社の氏子総代をしているSさんから、竹の子を販売している話を聞きつけた。買いに行ったところ、掘り立てであるから、見た目には、とても堅そうな大きな竹の子が実に柔らかい。この味を知ったので、知人友人におすそ分けしてあげた。ところが友人知人は買いに行けばいいのに、私の頼みに来る。

昨年は何度も買い付けに行った。ところが今年はすっかり忘れていた。気が付いたら最後の販売日。しかも2時から販売なのに、掘り出したらすぐに待っていた客に買い取られ、私が行った1時半には、すでにブービーの客となってしまった。

でも最後というのはいいもので、誰もいないから言いたい放題で、今年は一番大きなもので一本6Kgという巨大なものがあったそうだ。今回は3本4㎏とちょうどいい大きさが1000円だったので、3山買ってきた。しかもあまりにも小さすぎる5~8cmの物はタダで貰ってきた。

マウンテンバイクはカゴなんかついていない。リックと買い物袋やビニール袋を持って行Photo ったので、そこに詰め込んで帰ってきた。いつ転倒してもおかしくない危なっかしい運転で冷や冷やして帰ってきた。

昨日一日アク抜きをした。その米ぬかも、米屋に竹の子を一本持っていき、米ぬかをせしめてきた。ただの米ぬかはよくあくが抜けた(アハッ)。ちょうど家内の故郷から、山菜のコゴミ、フキ、菜っ葉、菜の花、カタクリの茎と花を送ってきたので、さっそく竹の子と合せ煮にした。あまりにも小さな竹の子は刺身にしたらこれが一番うまかった。竹の子ご飯、酢味噌和えと賑やかな竹の子尽くしであった。カタクリの茎と花の味噌和えは、食べ過ぎた家内は下痢をした。限度を知らないからだ。(バカメ!)

ところがこのお返しに、フキとフキノトウを頂いた。フキノトウは茹でて切り刻み赤味噌とみりんと酒、砂糖を少々入れて煮込んでフキ味噌にしたら、これが禁酒令が出ている私には罪なつまみであった。そこで少し禁を破ってこのフキ味噌をつまんだ。グフフッと思わず笑った。なんと隣に春に取ったツクシの煮つけがギャハハ~ッと、豪快に笑っていた。

ザマ~ミロ!これが春だがやァ。

この竹の子をオカラ3と塩5で保存する。これが一番いい保存方法だ。お試しあれ。これから保存用の竹の子は、年明けまで食べられそうだ。(ボク、パンダになっちゃう)

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