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2012年4月 4日 (水)

放射能性物質をめぐるあやしい情報と不安につけ込む人たち 片瀬久美子著より

タイトルの作者の受け売りが大きく、行政の丸投げ方式で申し訳ない。正直言って私にはまるで今回の東電の原発問題は分かりません。要するに国会議員も国民、マスコミも何も知らされないし、まず知識がない。そんな中で処理されようとしている。要するに「東海村」というように、囲まれた原発村という企業の中で黙々と処理されて外部に流れないような組織になっている。しかも専門知識で外部から指摘する術がないように仕組まれている。ウ~ン、私ではこれくらいしか言えない。

田中角栄が原発を推進し、村丸ごと過保護にした。道をつくりましょう、施設をどんどん作りましょう、補助金をどんどん出しましょう、村内の皆さんの未来永劫の就職先を保証します。これほど住みやすい村はないほどにした。だが、危機管理に対する方はまったくおろそかだ。

東電で被害に遭ったところの子供にここに住みたいかという質問をしたら、何が心配だというと、東電で仕事できなくなるお父さんが心配だという。要するに東電はあってもらわないと生きていけないような発言だ。

今回はそんなことではなく、この事故に関して悪乗りしている業界がある。それが知らないうちに自分の身近に迫ってきている。放射能を除去するという、購買者の目をひくために、雑誌や本の表紙にセンセーショナルなタイトルをつけることもよくおこなわれています。デマに惑わされないことだ。

今回の原発事故での被爆程度では子孫に影響を与える心配はないと推定される。実際に広島・長崎の被爆二世、三世でも先天性障害を持つこの割合は被爆しなかった人たちの子孫に比べて増えていない。

私のトヨタ時代の先輩が、長崎の被爆者だが、もう40年の付き合いだ。近所の奥さんも広島で被爆していえる。だが誰も差別するようなことはしていないし、私自身健康そのものである。

購買層を意識して目を引くタイトルにしたのが無神経であったという例がある。雑誌『クロワッサン』の、「放射能によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」という記事だ。これは後日編集部から表現についてお詫びが出された。

被爆二世と、被爆者差別について、原爆の惨禍を伝えることは大切だけれど、正しく、というのが大前提。これが誇大に伝われば、無駄の不幸せになる人が今もいるという事は、原爆の惨禍と必ず同時に伝えなければならない。

先日福島からの疎開した園児の入園を断った、園と父兄がいる。これなんか私たちが何も知らないから、やりたい放題になっている。こんなバカバカしいことで子供の心が傷つく。今回やっと放射能を授業に取り入れようという試みが始まった。これも行政の、対応していますよと言う態度を見せるだけで、中身がない目くらましにならないようにしてほしい。

放射能被害の遺伝子的影響というのは、いまだ解明されぬ点が多いのですが、実際のところ、ほとんどに二世は、そうとでない人と健康面ではそれほど変わりません。普通に風邪をひとつひかぬ人もいれば、普通にアレルギー体質の人もいる。

誤った健康情報や対処法のデマは、

l  放射能を除去できる。

l  放射能の毒消しができる。

こんな方法を使って、雑誌などのやメディアや放射線の害を警告する活動をしている一部団体から紹介され流布しつつある。それを許しているマスコミにも責任がある。

それらは体内の射性物質除去という効果について疑問が大きいだけでなく、かえって健康を害する恐れがあったり、効果期待できないのに高額な商品であったりするなど、問題が多い。

とにかく健康食品には安易に乗りやすいから、気を付けたい。念のために、「放射能除去」と検索する、出てくる出てくる。こういうことです。間際らしいタイトルを堂々とつけていますから。

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