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2012年4月 6日 (金)

昭和23年当時の住宅地図を求めて図書館へ

いま町内第二組の備忘録を手にしている。

しかも戦後間もない昭和22年から始まった組組織の記録簿(備忘録)である。組といっても、なにも「天の川組星空一家」とは違う。町内会の第二組ということです。ここにはその当時の住民名と行事記録が記載してある。

備忘録には頻繁に住民の名前が出てくるが、一向に知らない人がいる。その昭和22年というと、私はまだ5歳だ。とにかく焼け出されて住処を見つけて住み込んでいたから、少しいたと思ったら転居していなくなる。安住の地を求めて引っ越していったんだね。だから知らない人がいてもおかしくない。そこで備忘録にできるだけ近い住宅地図を探してみることにした。こうなれば図書館しかない。

久しぶりに図書館へ入った。ここには私が『鈍足ランナーの独りしゃべり』というエッセイ集を発刊するときに、相当通わせてもらった。下ネタから宇宙、山、マラソン、語源を辿るなど、とにかく手当たり次第書き放題というエッセイ集である。でもよくやったよなァ、350ページ145項目、750gの本である。9年間書き溜めたエッセイを、私のマラソンの天敵、マイタウンさんに校正をしていただき、自費出版できた。

そのあと、小冊子のグループで7年間、季刊発行していたことがあり、この図書館にはずいぶん世話になった。懐かしい臭いがする。

凶器になった?イカン変換ミスだ!今日気になった、私の町内に住んでいた人の住居と氏名である。図書館には、昭和35年からの住宅地図が蔵書されていることが分かった。でもなァ、昭和23年当時を知りたいのに、これでは新しすぎる。もっと古いのはないか探しても出てこない。しかも昭和35年の物はただいま貸出し中という。

仕方がないので、昭和38年ものを必要なところだけをコピーしてきた。さてこれを家に帰ってからじっくり見る。ヘッ?こんな人住んでいたかなァ、と首を傾げ思い出そうとするが出てこない。それと町内名と我が家の敷地が間違って記載されている。これは訂正を申請するか、もしできなければ、損害賠償を請求するか、いま迷っている。土地なんか訂正すると税金がドサッと来たりして。

実はこの敷地の記載には、前々から気付いていた。毎年新聞配達所からいただく小学校連区の地図がある。これには住宅地図同様に住民の名前が記載してある。しかも間違い箇所も同じということは、原本は住宅地図であることは明白である。

こんな話はどうでもいい、でもやっぱりあと10年前の地図が欲しい。どこかにないだろうか。こんな地図はよその図書館では蔵書していないだろうからなァ。

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