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2012年6月17日 (日)

高齢者運転講習の日

高齢者運転講習に行く尾西自動車学校から、「明日の講習に参加されますよう」にという、確認の電話があったという。そうか、この年になると物忘れがひどくなるから、確認の電話である。講師は、一回の講習に生徒は3人までという規制がある。午前と午後で一人がこなす生徒は6人である。この講師の資格を持っている人や、検査機材が学校側に多ければたくさんの生徒をこなすことができる。

5月10日に申し込んでいるから、約1カ月以上かかったのは、講師が少ないからだ。だから申し込みが済んでいる人には、講習にキッチリと参加してほしいという、学校側の思惑が見えてくる。9時50分から始まり、12時50分までかかるという。さてボチボチ自転車で出かけるか。

9:50 「高齢者講習の方、こちらへ」という案内で、時間通り始まる。N講師から、講習が始まる前に、再度免許証の確認である。「もしかして、他人が変わって講義を受けるという、不祥事が以前にあったのか」聞くと、「住所氏名に間違いがあるといけませんので」と講師のNさん(女性)が笑う。

一時限目・まず今日の講習の予定の説明があった。その目的とテレビでの交通事故の老人が係る事故の実情を、漫画入りで放映された。この方がいい。以前にもあったが、血液型で交通事故を判断するという、馬鹿げた講義ならイチャモン付けてやろうと思っていた。―――福岡自動車運転免許試験場(福岡市)の講師2人が、「車の事故を起こす確率は血液型ごとに違う」との内容の講習をしていたことが分かった―――という馬鹿な講義よりこの方がいい。この時は新聞でたたかれた。

二時限目・別の部屋で測定器による、運転適性について診断される。のぞき窓に顔を突っPhoto 込んで、目の検査で使う、検眼用の左右上下、どこかに隙間のある「C」マークが、遠くからドンドンと近づいて来る。それをどこでどのマークだったか確認できたらスイッチを押す。動体視力。Photo_2

明るい画面が急に暗くなり、その中に「C]マークが出る。それが闇夜の中をどんどん近づいてくる。どこで見えたかしかもどういうマークかをレバーを作動させる。夜間視力。

そして地球儀の壊れたような輪っか中に顔を突っ込み、白い球が右端からち円を描いて正面へ向かう。白い玉がどこで見えたかスイッチする。視界のテスト。

5 相手は血も涙もない機械だ。過去のデーターから割り出した診断を下すだ2けで、判断に狂いはないが、交通事故を予見することはできない。たとえば路地からボールが出てきた。これに敏感に反応して瞬時にハンドルを切り対向車線に飛び出す。これは運動神経が発達した人に多い。こういうのが大事故につながる。こういう判断は機械にはできない。こういう反応が早い人には、機械のご機嫌もいい。(写真の被験者はワシではない。もっとスマートなスポートマンタイプだからね)

私の判定は、反応のスピードがとてものんびりしています、と出た。言い換えれば、ドジで要注意と言いたいんだろう。このことへの反論である。私は予防運転に長けている。要するに先を読んだ運転をしている。私の車に乗る人は、ほとんど寝てしまう。急発進、急停車、不安を与えない、G(重力)を感じさせない揺れない運転が身上。二種免許の時に徹底的に叩き込まれた運転方法が、いまだに生きている。

三時限目・実地運転。コースは講師の指示に従いコースを回る。S字カーブ、車庫入れ、ジグザグ運転をコースに入れてある。こちらは年間走行2000kmしか乗らない二種免許証所持者、安全運転管理者15年の経験者だ。しかも平成11年に15年無事故無違反で表彰された直後、交差点で事故、それ以来も無事故無違反更新中。28年間で無違反事故一回、安全運転。助手席の卵は転げ落ちないし割れないという、眠くなるような静かな運転には自信がある。今どきのタクシーよりプロ級である。

こうして約3時間の講義が終わった。この尾西自動車学校には、昭和40年ごろ、トヨタ車のセールスをしていた時、毎日遊びに来ていた。あのころ免許証を取得すると車が欲しくなる時代だった。だからここで張り込んでいた。でも相当長い間この学校との交流で、校長から先生まで仲が良かったし、お客さんになっていただいた。あの頃の話を、講習が終わってから、校長と相当長く話し込んで帰ってきた。5800円の一日であった。

今回この学校がすぐれていることを発見した。二種免許養成学校の資格を持っている。これはなかなか取れない資格だ。この資格を取るには、この学校の受験者が10人連続で合格しなければ資格は取れない。私は他の学校で第一期生で受験し合格したが、残念ながらこの学校は第二期生の6人目で不合格者をだし、二度目の挑戦をしたが、やはり途中で不合格者を出したために、養成学校になるのをあきらめた。尾西自動車学校は、この近くでも数少ない二種免許養成学校である。拍手を送りたい。

来月に免許証の更新に行ってくる。ゴールド免許の私は、30分で帰られる。この後5年間は75歳のボケテスト(高齢者講習予備検査)まで何もない。

乗る機会は少ないが、静かに滑らかに蝶のように、車間距離タップリとってゆっくり乗るようにしている。

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