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2012年6月 2日 (土)

十二指腸潰瘍の定期検診

平成24年1月9日、猛烈な吐き気と下痢に襲われて、救急車で入院。診察結果は十二指腸潰瘍であった。長年飲み続けた酒の付けが回ってきた。ここで言い訳ではないが、この私はアル中ではないよ。高校を卒業してから飲み初め、以来皆勤賞もので飲み続けていた。酒乱ではないよ、なんとなく、言えば言うほど言い訳がましく聞こえるから止める。暴言や暴力もしない。泥酔することもない。

手術は胃カメラのコードに内蔵されたクリップ(いうなればホチキス)で、潰瘍部分を接合というより、8か所パチンと止めて出来上がり。この手術後4カ月の検診である。この間刺激物とアルコールは控えるようにという、厳しい規則が掛けられた。激辛好きなのとアルコールの規制はきつい。

こうして4カ月気にしていたアルコールも順調に禁酒と節酒ができ、激辛はほとんど手を付けていない。アルコールから遠ざかってから、どうも甘党に変身してしまった。なんという副産物。いまヨモギ饅頭のうまい店を探し歩いている。いま目を付けているのが、田舎の道の駅のヨモギ饅頭だ。

5月31日、胃カメラと、念のために潰瘍で疑われるピロリ菌の検査をすることになった。なんでも吐く息から検査するらしい。昔は胃壁から粘膜を切り採って調べたものだが、ずいぶん簡単になったものだ。参考資料として、製薬会社のホームページをお借りした。
―――ピロリ菌が持つウレアーゼという酵素により、胃の中の尿素を分解して、アンモニアと二酸化炭素を生成します。尿素の分解により、アンモニアと同時に生じた二酸化炭素は速やかに吸収され、血液から肺に移行し、呼気中に炭酸ガスとして排泄されます。この試験法は、この原理を利用して、検査薬(13C-尿素)を患者さんに服用して頂きます。ピロリ菌に感染している場合では、尿素が分解されるため呼気に13CO2が多く検出されることになります。一方ピロリ菌に感染していない場合では、尿素が分解されないため13CO2の呼気排泄はほとんど起こりません。―――尿素というが小便の塊か?

ではピロリ菌はどうして胃に住みつくか。
―――なぜピロリ菌は胃に住めるのか?  胃には強酸性の胃酸があり、たいていのばい菌は死んでしまいます。しかしピロリ菌はウレアーゼという酵素を分泌することができるのです。胃の中には尿酸という人間が出したいわば老廃物(いらなくなった物)がたくさんあり、この尿酸をウレアーゼはアンモニアに変化させるのです。アンモニアはアルカリ性ですので強い胃酸も中和してしまいます。すなわち、ピロリ菌は自分自身をアンモニアのバリアーで守ることができるので、強酸性の胃の中でも生き続けられるのです。―――

色々文章を借りてきて、よく理解できた。そこで尿素の錠剤を呑んで、ピロリ菌の出すガスを検知して菌の存在を確認する。この日、採血を済ませて、呼気尿素試験をした。

  1. まずそのまま、肺からでなく胃から吐き出した呼気を100ccほど採る。
  2. ユーピット錠を1錠100ccの水で飲み込む。
  3. ベッドに左を下にして5分寝る。
  4. 今度は15分椅子に座る。
  5. 最後に呼気を100cc採集して終わり。

尿素が胃に万遍となく回るように寝たり座ったりしてから、呼気を採り約6~7日間培養して結果が出る。これでピロリ菌が隠れていようが、ヤツの息遣いを検知できる。

今度の検診日は6月6日である。この日には気になっているγーGTPの結果と、ピロリ菌の消息が判定できる。そろそろアルコールの解禁にしてほしい。といいながら、チビチビとやっている。なに?もう飲んでるの……と言わないで、リハビリじゃ!Photo_2 なんでもリハビリを怠ってはいけない。

6月2日から1泊2日の山陰の鳥取と松田城へツアーバスの旅行である。マラソンクラブの旅行で、よく飲む連中が参加する。事故のないように願いたい。なんの事故って?交通事故だわさァ。酒の事故はないと思うよ。

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