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2012年6月19日 (火)

高齢者高齢者と、ウルセェ~ッ!

70歳免許更新前の高齢者講習に行ってきた。学校での呼び出しがすでに、「今日高齢者講習においでの皆さん、こちらへおいでください」という呼び出しがあった。

ここですでにガクッとした。(相当に落ち込んだのは、私だけか?)本日呼び出しを食った高齢者3人が膝に手を当てて、「ヨッコイショ」と言いながら、ヨタッと起立した。2階の講義室へは、階段でなく、エレベーターへ案内した。この学校の「この人たちはもう歩けないもんねェ」という、暖かい気持ちが見え隠れしている。(優しい)

そこで高齢者の定義を調べてみたい。(そうかそうか、相当に頭に来ていると思われる)

手元にある電子辞書から始めることにした。高齢者=シニアから始めよう。
シニアを調べると――年上の人、先住者、古参者、先輩、上級者、上官、首席者
ガールスカウトでは――15~17歳
ボートでは――一流レースの勝者
米空軍――首席空士
米海軍――米沿岸警備隊一等曹長
ここまではなかなか順当に進んでいる。
senior citizen――高齢者、お年寄り、特に、養老(年金暮らしの)》高齢市民《通例、女60歳、男65歳以上》……女60歳以上なんて、こんなこと書くと、また騒ぎ出す女がいるぞ。

ボーリング
シニアボウリング大会に参加資格は、50歳以上

軟式野球
シニア軟式野球の参加資格は、50歳以上

ゴルフでは、
シニア入り 55歳以上
ミッドシニア 65歳以上
グランドシニア 70歳以

これからすると、シニア≒高齢者ではないが、少し似ているかな?ということになる。スポーツ部門ではむしろ若作りを強調している。

運転免許では
70歳以上――高齢者運転講習の受講を義務付け
75歳以上――高齢者運転講習予備検査は、運転免許証保持者人生の、最後の関門

世界保健機構(WHO)では、65歳以上
15歳~64歳までを、生産年齢人口
64歳以下を現役世代
65~74歳まで、前期高齢人口
75歳以上は、後期高齢人口

調べれば調べるほど、落ち込んでいく自分がいる。もう3年も前になるが今もって悔しい気持を持っている出来事がある。

マウンテンバイクで横断歩道で止まろうと思ったとき、足に着地感がなく植え込みの中に転がり込んだ。ちょうどこの時、手足が震える症状があり、市民病院へ通ったら、原因不明の本態性振戦という診断で、薬を飲んでいた。(アル中やパーキンソンでなくてよかった)

この服用していた薬が、反射神経が低下するという副作用があり、着地感が無くなったと思われる。ちょうど停車中の2人が転倒する私を見かけ、飛び出してきて私を抱えて起してくれた。(ここまでは美談だわなァ)

悲劇はここから始まった。助けてくれた人が一言。
「お爺さん、大丈夫ですか」
へ?……。この時、手は擦りむけるは、肘はコンクリートで傷つき血を流しているが痛くはない。一番傷ついたのは、「お爺さん、大丈夫ですか」の一言だった。ワタシャぐさりと傷ついた。どこが?って。心が傷ついたわさァ。あれ以来立ち直れずにいる。「お爺さん」という声がするたびに反射的に振り向いてしまう自分が情けない。

7月に満70歳になる。なにを思ったか息子が、古希を祝ってやるという。古希は昨年で過ぎている。祝ってくれるのは嬉しい。しかもプレゼントをしてくれるという。いま私は家具屋を見て歩き、「リクライニング式回転安楽椅子そのまま天国」を探している。いま目を付けているのが、「リクライニング、回転式、しかもオンザロックが乗る小さなテーブル付き、足掛けも付いてます」金49,000円である。Photo

これでオンザロックをチビチビやりながら、好きな本を読みながら、うたた寝しながら、「ながら昇天」するのじゃ!右のイラストは「寿」という字の象形文字だ。

そうだ辞世の一句を考えておこう。それと戒名とスポーツマンらしい顔写真。何もかも用意すると死期が遅れるということはないだろうか。気になる。

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