クラブ結成25周年記念をどうする

平成元年というより、昭和６４年１月１日に初もうでジョギングを始めた。正式には６２年７月に８人でクラブを結成した。初めはミニ講演会をやり始めた。この中にジョギングをしている者が６人いたから、ランニングクラブも作った。

手始めに「初もうでジョギング」という、一宮真清田神社から稲沢の国府宮神社往復１５ｋｍジョギングで往復する初詣をしかけた。これが結構人気があり、平成３年１１月２６日の中日スポーツでこんな紹介をされた。

――「麻薬的快感」の中毒患者が増えてきたようで、専門誌によると、来年の元旦には、だれでも参加できる会だけで、全国に３２ものレースがあるという。スタートが１０時前後が多いが、なかには愛知県一宮市の「初もうでジョギング」のように午前６時にスタートし、真清田神社で、国府宮神社でおさい銭まであげるという、まさに元旦らしいものもある。――

と紹介された。

「はだか祭早駆け」などは毎年地元の中日新聞の記事となる。クラブ名は”お祭り隊てんつく”で、はだか祭や一宮の桃花祭では馬を引き回し、津島祭りでは山車を引き回した。
山で山菜を摘みながら、頂上でてんぷらをやる、”山天の会」をつくり、大学の学長から山裾に住んでいる芸術家を呼びつけて大宴会をやった。
野山をずるずる歩く会”ＺＡＫ”ｚｕｒｕｚｕｒｕ　ａｒｕｋｕ　ｋａｉ　頭文字をとった会での山をズルズルと徘徊した。元気がよかったなァ。

今はというと、平均年齢が７０歳に近い。「初もうでジョギング」は、昨年から中止せざるを得なくなった。会員１９名でいまも走っている者は、５人しかいないし、フルマラソンを走っているのは２人である。大半が故障者リストに載っている。

だがこの会はもともと会員を募集をしていないので、分裂を繰り返しているよその会とは違う。発足当時から１９人のままで、仲がいい。会費はない、会則はあるが「政治と宗教、商売を持ち込まない」という大原則があるだけだ。会費なんて飲んだ時のおつりを集めれば、通信費や事務費なんてすぐにできる。何度も寄付をしているほどだ。

先日クラブ員の暑気払いをわが家でやった時、これから夫婦で行ける、合宿という名の旅行をやろうということになった。しかも自営業以外は全員退職者やリタイヤした者ばかりなので、平日に行こうということになった。年内にまず近場で計画して、来年は２５周年と銘打って佐渡一周２泊３日を計画することにした。いよいよランニングクラブのＲＣから、老人クラブのＲＣに変わりつつある。結成当時はレーシングクラブのＲＣだったはずだが。時の流れには勝てない。走った距離を書き記している私のランニング走行距離はもう地球一周半したことになるし、マウンテンバイクは５万ｋｍを超えたが、今は市内をマウンテンバイクで徘徊している。

このクラブ員はほとんど家族ぐるみで付き合っているから、もう計画というより、場所なんてどこでもいい、日程を決めるだけとなった。飲む時はすぐに決る。

？今気が付いた、ＲＣって、旅行クラブでもいいではないか。
ＲＣの推移。レーシングクラブ（ＲＣ）→ランニングクラブ（ＲＣ）→老人クラブ（ＲＣ）→旅行クラブ（ＲＣ）。これで何が悪い？ゥン、文句あっか！