たまには変わった道もいいもんだ
川島の河跡公園に行く。ここは大昔の木曽川の流れの跡地にできた池を、小さな公園にしたもので、なかなか美しい。しばしベンチに腰かけて池から吹き上げてくる風に当たる。ここで一句、
音もなく 川面に映る 夏緑 ほほを撫でる 風爽やかに 泉峰(これワシの雅号)
内心の句・なぜここに ビールがないかと 悔やまれる……と詠みこみたい。
友人で尺八をやっているのがいる。彼がいつも静かな公園を探している。尺八って結構音が通るから、民家があることに気を遣う。ギターをやっている友人は妙興寺の山門の下でやっている。まァ、ギターは音が通らないからどこでもやれるが。尺八も妙興寺に来ていたが、蚊が多いと嘆いていた。ここならいい場所だ。さっそく知らせてやろう。
岐阜県側に渡り、川下にマウンテンバイクを走らせる。笠松競馬場の脇を通り、そのまま羽島へ。木曽川の右岸堤防下にはサイクルロードが出来ているが、堤防の下になるので、展望は全く効かない、安全というだけの道だ。堤防の内側なら水を見ながら走られる。人というのは、というより私だけなんだろうか、川とか海や湖の水を見るのが好きだ。なんとなくとても、ホッとした落ち着きを感じがする。展望が悪いので、田んぼの真ん中の道を走る。途中でハスの花が乱舞していた、こういうのがいい。たまには道を変えるのもいい。
尾農大橋から玉ノ井、奥町駅、三条、毛受から、自転車屋のポパイまで来て思い出した。バックミラーと水筒をかねがね欲しいと思っていたので、購入した。今度のは保冷式の物だから、氷を摘めておくといつまでも冷たい。しかもくわえたままで栓が抜けるから、走りながら飲める。先日歯を入れたばかりなので、栓を抜くより歯を抜かないようにしないと。こういうのは前にも使っていたが、今使っているのは、アルミ製で、栓をイチイチひねらにゃいかんので面倒になってきた。バックミラーは反射面がぼやけてきた。この鏡の部分は大体一年でボケてくる。色々買ったが、どいつもこいつも表面加工が悪いなァ。まァ2200円だから文句は言えないが。
昼になったので、本町の「日の出屋食堂」で、ビールとカジキの刺身とイワシの煮付け、厚揚
げで、店のオヤジさんと話し込む。この親父さんは、私と同じ高校出身で、2年先輩になる。バレーボールクラブの2年先輩の話を出して、話の糸口を探すが見つからなかった。話好きな私には、不完全燃焼した店だった。
右の写真は、本題とは全く無関係。フォトスタジオの中で、撮った写真を色々「変換」して出来たもの。「ブラインドの向こうの、デュランの花」です。
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