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2012年8月 8日 (水)

住所番地のルールってあるんか?

住所番地から住宅を探すのは、営業マンにとって仕事の一つだった。この一宮では、真清田神社を中心に、近い方から一丁目二丁目と進む。番地も真清田神社に近い方から、右回りで一番地二番地へと。進むのが多い。

東京は皇居から見て一丁目二丁目。銀座は日本橋から見て一丁目が始まる。京都は昔からのしきたりがありそうで調べていない。

ブラジルの姉からの手紙の住所の書き方は、番地から丁目、町名、県名、国名と書いてくる。この表記は日本とまるで違う。こんなホームページを見つけた。

――日本の住所表記は、普段一般に利用されている公的な書き方が基本ですが、地方によっては様々な表現の仕方をする場合もあります。では、京都は「京都式」ですが、世界的に見るとどうでしょうか。

世界には、大体二つの住所表現があるそうです。大きな区画から順に表記する方法と、逆に小さな区画から順に表記する方法です。日本の住所表記のように、都道府県から始まり市町村が続くといった「大」から「小」まで表現する国は、中国やイランや韓国等がありますが、こういった住所表記の仕方を統一的に「日本式」と呼んでいます。日本では、「国」→「都(道)(府)(県)」→「市」→「区」→「町」→「番地」→「号」といった順序です。中国と韓国でも、区画の単位は異なりますが似たような形式を取っており、ルールは大体同じです。

中国は「国」→「省(直轄市)」→「地方市」→「区」→「通り」→「号」で、韓国では、2007年に「○○町○○丁目○○番地」式から「○○通り○○番地」に変更されたそうですが、それでも「大」→「小」式を取っています。

その他に、「英米式」といわれる住所表現もあり、これは、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドを含む欧米諸国で使用されていますが、こちらの形式は、「小」から「大」の順序で表記される日本式とは正反対の形式を取っています。欧米の住所表記を見ると、「番地+街路名+都市名」の順序ですが、それはきっと、欧米文化とアジア文化の違いと言えるでしょう。欧米人の性格として彼らは個人を尊重することを重要としており、こういった特徴が住所表記においても表れていると言えます。というのも、彼らはまず氏名を表記し、その次に自分に一番近い区分から書き始め、自分から一番遠い区分を最後に書きます。逆に日本人は、遠いものから近いものといった順序で表記し、最後に自分の名前を表記します。住所表記においても、世界の文化を見て取ることができます。――

昔の国名は、例えばこの近くでいえば、越前、越中、越後は前が京都に近く、後ろは遠くなる。備前、備中、備後。上野、下野。肥前、肥後は上が京都を向いている。

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