土砂降りと雷
今日は参った。天には勝てなんだ。
マウンテンバイクで走っている途中、前方の雲が真黒である
。しかも垂れ下がっている。
稲沢方面が真黒である。
一宮の東の方は多少明るさがある。
私が今いるのは、一宮の西の端で萩原にいる。ここから巡検街道を南に方向を変えようかと思ってたが、思い直して明るい北東に進路を取った。
ここからしばらくは広大な田んぼが続く。その向こうに名神高速道路が見える。もしもの時には高速道路に下に逃げ込めばいい。そして田んぼの真ん中を走っている時に、突然バタバタといきなりバケツをひっくり返したような雨が襲ってきた。
周りは田んぼだから道路が冠水することはないが、雨が用水や田んぼに流れる暇がないほど降って来るので、マウンテンバイクはまるで水中を走っているようだ。車が走ってくるよう
な道でないのが幸いだ。こうなればもう濡れたってもいい、いいシャワーを浴びているようで、何か子供の水遊びのようないたずらをしている気持ちになった。
すこし前までジョギングをしていたころは、雨の中を平気で走っていたものだ。汗をかいた時は気持ちがいい。やっと高速に下に入り一休み。![]()
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後で分かったが、この時の雨は1時間で22.5mmだったという。やっと体験できた。雨量というのは、一平方mあたり22mmということは、この面積に70リッター降ることだ。それが一気にコンクリートの路面を流れ用水に入り込むから、川はあっという間に増水をするし、路面が低いところはあっという間に水面下に沈んでしまう。こういうところに民家あれば、床下浸水となる。
車がよく水の中を走っているが、知らないということは恐ろしいことだ。今の車は軽四輪でもパワーウインドウだ。車の電源が水でショートすれば、電気周りはすべてアウトである。ドアーの半分まで水が来れば、中から押そうが叩こうがビクともしないし開かない。だから自分が水死することを覚悟しなければならないという、残酷な死に方をする。
高級車になるとコンピューターを搭載している。これも水には全くダメで、あっと言う間に動かなくなる。水溜りには入らないことだ。我がマウンテンバイクは、足漕ぎなので、水の中だろうが関係ない。水の中をジャブジャブと走られる。ワアハハ~ッ!車メ、ざまーみろ!と雨の中を走りながら、ほくそ笑む。
家に帰ったら、雷がいきなりガシャン~※![]()
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と落ちた。雷が来るとラジオを付けてお
く。こうすれば、放電をキャッチして雑音が入るが、この時ばかりはいきなり来たから、ご近所に落ちたということだ。放し飼いのセキセイインコが、ギャッといって、家ん中を飛び回っていた。
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